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チューバ(バス)[tuba(bass)] チューバ

音楽用語ダスの解説

チューバ(バス)[tuba(bass)]

ユーフォニウムと同じく、バルブ機構付きの大型金管楽器が考案される過程で完成した楽器で、19世紀後半にオーケストラに定席を占めるようになった。低音を奏しやすいようにきわめて内径の大きな円錐管で作られる。“チューバ”とは大きさと音域の異なる数種類の楽器の総称で、チューバ奏者は与えられた音楽的要求に応じて楽器を使い分ける。オーケストラでは高音と低音のどちらも扱えるF管を用いるのが標準的だが、使用楽器にかかわらず楽譜はヘ音記号による実音記譜である。吹奏楽ではこれより大型のEb管・Bb管・C管が用いられる。オーケストラでは金管セクションの最低音として、特に3本のトロンボーンと組み合わせて用いられる。音色はきわめて幅広く重厚で、オーケストラのトゥッティに厚みを加えるだけでなく、広々とした表情的な低音旋律や、ドラマチックな強奏にも適している。また、意外なほど運動能力は高く、用例は少ないが速いパッセージや跳躍にも効果的に用い得る。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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