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チューバ tuba

翻訳|tuba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チューバ
tuba

楽器の一種。 (1) 古代ローマの直管トランペット。 (2) 19世紀に現れた低音域金管楽器バリトン,バス,コントラバスの3種が普及している。

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百科事典マイペディアの解説

チューバ

低音部を受け持つ金管楽器総称。テューバともいう。バルブ操作で約3オクターブの音域をもち,低音部記号声部より1オクターブ低い音が出せる。管弦楽では主に大編成の作品で用いられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

チューバ【tuba】

大型で低音の金管楽器の一種。その名は古代ローマの軍楽器トゥバから借りているが,19世紀中葉以来の歴史しかない。朝顔状の大きな開口がついた太い円錐管を,扱いやすく巻いて,変音用のを3~6個取り付けてあり,管形からはビューグル(元来角笛の一種。牧畜狩猟,警備などの信号用)系統の楽器といえる。典型的な巻き方では,輪廓が長円形を呈し,楽器をかまえると開口が上を向く。弁の構造にはピストンロータリーの2方式がある。

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大辞林 第三版の解説

チューバ【tuba】

金管楽器の一。荘重な低音を出す大型のらっぱ。管弦楽・吹奏楽の低音部を受け持つ。バス-チューバ。テューバ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チューバ
ちゅーば
tuba

リップ・リード楽器(唇を発音源とする気鳴楽器)の名。トゥーバともいい、古代ローマの楽器トゥバに由来するが、今日では、円錐(えんすい)管を基本として変音弁をもつ各種の低音金管楽器の総称となっている。一般には、吹奏時にベル(朝顔形開口)が上を向くようにつくられ、マウスピースは深いカップ形が主流である。F、E♭、C、Bbの各調につくられており、F管、E♭管は吹奏楽でいう中バスと同じで、さらに低いB♭管、C管は大バスにあたる。これより一オクターブ高いB♭管やC管、つまりユーフォニウムや小バスに相当するものは、フランスの管弦楽でよく用いられる。変音弁の数は三ないし六で、ロータリー式、ピストン式ともによく用いられる。変形としてヘリコン、スーザフォンなどのように、管が奏者の身体を取り巻くようにつくり、ベルを前方に向けたものもある。[卜田隆嗣]

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世界大百科事典内のチューバの言及

【デリス】より

…インド東部からマレーシア地域,ニューギニアまで広く分布する。トバの名はマレー系のデリス属に対する名称tubaから生じたものである。タチトバD.malaccensis Prainはマレー半島原産で,トバに似て茎はつる性であるが,直立する。…

【角笛】より

…19世紀には弁やキーなどの付加により演奏能力の向上が図られた。サクソルン,チューバなどの新楽器も,ビューグル改良の試みを徹底的に推し進めた結果の産物と見ることもできる。なお今日では,複雑な転調や変化音も自在にこなす本格的設計のビューグルと,前述の信号ラッパとの中間ともいえそうな,簡易な設計のビューグルも作られており,パレード等のビューグル・バンドはこれを用いることが多い。…

※「チューバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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