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ディスプレー装置 ディスプレーそうち

大辞林 第三版の解説

ディスプレーそうち【ディスプレー装置】

コンピューターの出力表示装置。 CRT を用いるものが多いが、ラップトップ型では液晶ディスプレー、プラズマ-ディスプレーなどが利用される。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ディスプレー装置
でぃすぷれーそうち
display device

コンピュータの指示によって図形や文字を表示することのできる装置。ブラウン管CRT)を使ったものと液晶によるものが普及しており、モニターともよぶ。コンピュータの出力装置の一つ。最近ではとくに、小型・軽量化の容易な液晶ディスプレーの普及が著しく、携帯を前提とするノート型コンピュータでの使用はもちろん、設置スペースの節約のため、デスクトップ型のコンピュータにも使用されている。
 かつては文字のみしか表示できないディスプレー装置も存在したが、現在では姿を消し、文字も図形も区別なく表示するものが使用されている。また、以前はコンピュータと人間との対話の窓口として、ディスプレー装置に小規模な入力装置、たとえばキーボード、ライトペン、ジョイスティック、マウスなどをセットし、一つの端末装置としてコンピュータに接続することも多かったが、現在は個々の入力装置を直接コンピュータが制御するほうが普通である。
 表示の方式からみると、実際に表示図形がある部分だけを電子ビームでなぞるもの(ランダムスキャン型あるいはベクトルスキャン型)と、普通のテレビのように、表示図形の有無にかかわらず、一定の経路にそって管面全体をなぞりながら電子ビームの強さを変化させるもの(ラスタースキャン型)とがあり、初期にはランダムスキャン型が主であったが、現在ではラスタースキャン型のみになっている。ラスタースキャン型は表示図形を格納しておくための大きな記憶装置(フレームバッファあるいはVRAM(ブイラム)とよぶ)を必要とするが、中を塗りつぶした図形を問題なく表示でき、カラー化への対応も容易であるなど、表現力に勝るためである。
 ラスタースキャン型のディスプレー装置では、表示面を画素あるいはピクセルと呼ぶ表示単位を格子状に並べて構成する。画素の数は縦横とも1000ドット程度で、個々の画素には1700万色のなかの1色を選んで塗ることができるものが多い。
 画面への表示はウインドウとよぶ長方形領域を単位として制御することが多く、また、文字の表示には、アウトラインフォント(輪郭線を数式で表現し、計算によって移動・拡大・縮小させて表示する方式)が使われるので、こうした表示機能を高速で処理できる装置(ウインドウアクセラレータ)をコンピュータ本体に組み込むことが多くなっている。[大野義夫]
 CRTディスプレー、液晶ディスプレーのほかに、蛍光灯と同じような原理のプラズマディスプレー、スクリーンなどに投影するプロジェクター、電気を通すと発光する有機化合物を使った有機ELディスプレーなどがある。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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