ディリ(英語表記)Dili

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディリ
Dili

東ティモール首都ティモール島北岸にあり,オンバイ海峡に面する港町。1975年までポルトガル領であったため,ポルトガル風の町並みが残る。石鹸,香料,陶器,綿織物コーヒーなどの工場がある。コーヒー,茶,皮革,ビャクダン白檀),ゴムなどを積み出す。第2次世界大戦中,日本軍が占領した。人口 15万1026(2004)。

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百科事典マイペディアの解説

ディリ

東ティモールの首都,ティモール島の北東海岸の港湾都市。夏は比較的涼しいが乾季は長い。コプラ,カカオ,コーヒー,ゴムなどを集散。18世紀ポルトガル人が創設。ポルトガル領ティモールの主都であったが,1976年インドネシアに併合された。1991年インドネシア国軍が住民多数を殺害したサンタクルス事件の舞台となった。2002年5月インドネシアから独立,首都となった。19万2652人(2010)。→東ティモール

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世界大百科事典 第2版の解説

ディリ【Dili】

インドネシア南東部,チモール島北岸にある都市。東チモール州の州都。人口6万(1980)。旧ポルトガル領チモールの主都であった。ファタカマ岬に守られて,モンスーンと外洋の波浪を防ぎうる天然の良港である。空港もある。1796年からポルトガル植民地の中心として樹木の多い都市を形成してきたが,1976年,紛争の結果,武力でインドネシア領に併合された。住民にはポルトガル人とマレー人との混血がかなり含まれる。【別技 篤彦】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ディリ
でぃり
Dili

東チモール民主共和国の首都。マレー諸島南部に位置するチモール島北東岸の港湾都市。人口約4万6900(2001推計)。ファタカマ岬に抱かれる天然の良港で平均水深も20メートルに達する。1796~1976年の間はポルトガル領チモールの首都であった。ヨーロッパ風の美しい熱帯都市景観を示し、華僑(かきょう)の居住者も多い。オーストラリア方面への航空路の中継地でもある。1999年の国連の東チモール暫定統治機構(UNTAET)の設置以前はインドネシア領、99~2002年は同機構の本部所在地で、同機構の監視下にあったが、2002年5月20日東チモールの完全独立に伴い、同国の首都となった。[別技篤彦]

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