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デリバティブ でりばてぃぶ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

デリバティブ

通貨、債権、株式、金などの現物市場と連動して価格が変動する商品を対象にした取引き。金融派生商品のこと。将来行われる売買を特定価格で事前に取引きする先物取引、あらかじめ定められた期間内に特定価格で金融商品の売買を行う権利を取引きするオプション取引などがある。金融商品の価格変動リスクを回避し、低コストでの資金調達や高利回りの運用などを目的に利用される。ただし、最近はデリバティブ自体を投機対象とする取引きが拡大し、規制強化や情報開示を求める動きが高まっている。

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知恵蔵の解説

デリバティブ

株式、為替などの原資産の動きに依存して価格が変動する商品あるいは取引。代表的なものは、オプションスワップ、先物取引など。財務諸表には時価評価額および評価差額が計上されるが、リスクの高さに鑑みて注記で取引内容やリスク相当額が開示される。もともとは価格変動リスク軽減や決済コスト削減などの目的で開発されたが、少ない資金で多額の原資産を取引したのと同じレバレッジ効果が得られることから、投機的な目的で使われることも多い。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

デリバティブ

株や債券などを元につくられた金融派生商品。今後の値動きを見越して売買を約束する先物取引などがある。株価指数先物は現物株より早く値が動くことがあり、先行指標として注目される。大阪取引所は主に株や債券のデリバティブを扱い、穀物取引などの東京商品取引所、金利などの東京金融取引所もデリバティブを扱う。

(2016-07-13 朝日新聞 朝刊 1経済)

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デジタル大辞泉の解説

デリバティブ(derivative)

株式債券金利外国為替などの金融商品(原資産)から派生して生まれた金融商品。将来、現金や他の金融商品を受け取る権利の現在価値がその価値を決定する。価格変動によるリスクを避けるために開発。先物取引オプション取引スワップ取引が代表的である。金融派生商品。→オフバランス

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百科事典マイペディアの解説

デリバティブ

金融派生商品。株式,債券,通貨,商品など本来の金融商品から派生した商品で,その価格変動を数値化して取引の対象とするもの。これには通貨先物取引,金利先物取引スワップ取引オプション取引といった新しいタイプの商品がある。

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投資信託の用語集の解説

デリバティブ


株式や債券、為替など本来の商品から派生した金融商品のこと。金融派生商品ともいう。代表的なものとして、先物取引、オプション取引、スワップ取引などがある。デリバティブは、もともとはリスク回避の手段として開発されたが、少額の資金で大きな取引が出来るためデリバティブ自体を対象とする投機的な取引も拡大している。

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ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

デリバティブ

金融派生商品。株式や債権、為替などの本来の金融商品から派生した商品のこと。金融商品を対象に、先物、オプション、スワップといった形態での取引が行われる。元々は金融商品の価格変動によるリスクを回避(リスクヘッジ)する手段として開発された。しかし近年はデリバティブそのものを投機対象とする取引も増加している。これは、少ない資金で大きな運用利益が期待できる反面、大規模な損失を招く危険性も高い。この側面からデリバティブの規制と情報開示を検討する動きが高まっている。

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大辞林 第三版の解説

デリバティブ

債券・株式など本来の金融商品から派生した金融取引。先物取引・オプション取引・スワップ取引などによるものがあり、価格変動リスクの回避、低コストの資金調達、高利回りなどの特徴がある。金融派生商品。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デリバティブ

金融派生商品」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のデリバティブの言及

【金融派生商品】より

…本来は,株式や為替などの取引で生じる損失を回避するために開発された高度な金融技術を使った金融商品。英語でfinancial derivativesといい,単にデリバティブとも称する。将来の相場の変動を予測して行う先物取引や変動金利と固定金利を交換する金利スワップ取引,異なる通貨建ての債務を交換する通貨スワップ取引,オプション取引などをさす。…

【国際金融市場】より

…1986年12月,東京オフショア市場Japan Offshore Market(略称JOM)も創設された。 今日の市場で大きなウェイトを占める金融派生商品(デリバティブ)については,1972年にシカゴ商業取引所(CME)で通貨先物取引が開始され,75年にはシカゴ商品取引所(CBOT)で初めて金利先物が上場された。その後82年にCMEで株価指数先物・同先物オプション,CBOTで債券先物オプションが導入された。…

【モンテカルロ法】より

…(6)さまざまな物理的現象が偏微分方程式によって記述されるが,その解を求めること。 最近になって,デリバティブ(金融派生商品)の価格評価等の分野では,大規模な問題に対する解を,かなりの精度で,しかも短時間に出したいという要望が出されるようになった。このため,乱数の代りに準乱数と呼ばれる特別な数を使用する準モンテカルロ法という方法も使われるようになってきた。…

※「デリバティブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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