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デーメル デーメル Dehmel, Richard

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デーメル
デーメル
Dehmel, Richard

[生]1863.11.18. ブランデンブルク,ウェンディシュヘルムスドルフ
[没]1920.2.8. ブランデンブルク,ブランケネーゼ
ドイツの抒情詩人。ベルリン大学に学び,社会主義的な傾向をもつ自然主義の詩人として出発,リリエンクローンと親交を結び,ニーチェの思想に影響を受けて,エロスの力を中心テーマに,本能と理性の葛藤,人間性を高めて宇宙の秘儀にいたらしめる愛を奔放に歌った。

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デジタル大辞泉の解説

デーメル(Richard Dehmel)

[1863~1920]ドイツの詩人。神秘的、形而上学的思想性に裏打ちされた官能美の世界で知られる。詩集「救済」、叙事詩二人の人間」など。

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百科事典マイペディアの解説

デーメル

ドイツの詩人。本能と情熱を賛美する激しい陶酔的境地のうちに,ニーチェ的な思想性を表出し,若い世代に大きな影響を与えた。詩集《解脱》(1891年),《やはり愛は》《美しい激しい世界》のほか,韻文小説《二人の人間》,第1次大戦参戦日記など。
→関連項目マーラー

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世界大百科事典 第2版の解説

デーメル【Richard Dehmel】

1863‐1920
ドイツの詩人。経済学,哲学を学んだのち,1880年代半ばから自然主義の仲間と交わり,文学活動を始める。道徳的抑圧から性感情を解放し,それを宇宙的な愛の世界に広げようという意志が彼の詩作の根底にある。《解脱》(1891),《やはり愛は》(1893),《女と世界》(1896)の各詩集は,当時のユーゲントシュティール的芸術感覚と軌を一にし,世紀転換期には若い層に圧倒的な人気をもつ詩人であった。かつてゲオルゲに思慕されていた女性イーダとの劇的な結婚を素材とした,〈詩によるロマン〉と銘打つ《ふたりの人間》(1903)は彼の代表作といえる。

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大辞林 第三版の解説

デーメル【Richard Dehmel】

1863~1920) ドイツの詩人。官能の陶酔と形而上的瞑想との調和を求めた生命の賛歌により、表現主義の先駆をなした。代表作、詩集「救済」「働く人」「されど愛は」、叙事詩「ふたりの人間」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デーメル
でーめる
Richard Dehmel
(1863―1920)

ドイツの詩人。ベンディシュ・ヘルムスドルフに山林監視人を父として生まれる。ベルリンとライプツィヒで大学生活を送ったのち、ベルリン保険会社に勤務したが、1895年には文筆に専念する生活に入り、1901年からはハンブルク郊外ブランケネーゼに移り、亡くなるまでこの地に住んだ。
 1891年に最初の詩集『救済』を刊行、これを機縁として、リーリエンクローンとの交友が成立した。デーメルの仕事は、社会的要素の強い自然主義的傾向と、個性の自我体験をニーチェ的に表現することとともに始まったが、より強く彼の文学を特徴づけるものとなったのは、エロスの力を賛美し、それを精神的あるいは宇宙的、さらには宗教的な事象として歌う傾向である。代表作としては詩集『女と世界』(1896)および詩的形式をとった小説『ふたりの人間』(1903)があげられるが、後者は、デーメルの二度目の妻となったイーダとの恋愛体験に基づくもの。第一次世界大戦には、50歳という年齢ながら、熱情的な志願兵として戦場に赴いたが、やがて幻滅に終わるこの戦争体験は『民族と人類のあいだ』(1919)に記録されている。[田口義弘]
『井上正蔵他訳『けれども愛は(抄)他』(『世界名詩集大成7』所収・1958・平凡社)』

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