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トウガン(冬瓜) トウガンBenincasa cerifera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トウガン(冬瓜)
トウガン
Benincasa cerifera

ウリ科のつる性の一年草。トウガまたはカモウリともいう。熱帯アジアの原産で,古く中国を経て日本に伝わった。果実は煮て食用とする。茎は長く伸びて地上をはい全体にあらい毛がある。葉は掌状に5~7裂し,両面に毛をもつ。夏に,葉腋に黄色の単性花を1個ずつつける。果実は大型の球形の液果で,若いときには表面に軟毛をもつが,熟すると脱落し白色のろう質でおおわれる。果実に耐久性があるため冬まで保存できる。また種子は 10年ぐらいは発芽力を維持する。和名はトウガの音便であり,カモウリは果実の表面に毛があることによる名である。

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百科事典マイペディアの解説

トウガン(冬瓜)【トウガン】

熱帯アジア原産のウリ科の一年生野菜。葉は掌状で茎は長くはい,巻きひげがある。花は黄色。果実は円形〜楕円形で,径30〜50cm,重さ7〜十数kgに及ぶ。果肉は厚く白色多汁。

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世界大百科事典 第2版の解説

トウガン【トウガン(冬瓜) white gourd】

ウリ科の一年草で,果実が食用とされる。カモウリとも呼ばれるが,このカモは毛の意味で,果実に毛があるため名付けられた。東南アジア地域が原産と考えられ,熱帯アジア,中国,日本,アフリカ,アメリカで広く栽培されている。中国へは南方から入り,日本へは中国から渡来したと考えられる。《本草和名》《和名抄》にその名があり,10世紀ごろから栽培が始まったと推察される。茎は太くつる性で,葉は大きく5~7の切れ込みがある。

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