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ドクゼリ(毒芹) ドクゼリ Cicuta virosa; water hemlock

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドクゼリ(毒芹)
ドクゼリ
Cicuta virosa; water hemlock

セリ科の大型の多年草北半球の旧大陸の温帯から暖帯に広く分布し,日本でも北海道や本州の中部,北部の水湿地に自生する。地下茎は太く節間が縮まってたけのこ状になり,緑色で中空である。茎は高さ 1mに達し中空で分枝する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ドクゼリ【ドクゼリ(毒芹) water hemlock】

池や沼沢に生えるセリ科の有毒な大型多年草(イラスト)。地下茎は太くて緑色,中空で水中に浮かんでいる。茎は高さ1mに達し,上部で分枝する。葉は2~3回羽状複葉で,毛がない。6~8月ころ,茎の先に複散形花序をつけて,多数の白い花をつける。花弁は5枚で先は内に曲がる。おしべは5本。果実はほぼ球形で,長さ約2.5mm,肋は太くてやや木化し,熟すと落ちて水面に浮いて散布する。地下茎は冬季にたけのこ形をしており,水盤に栽培して延命竹,万年竹などと呼んで観賞することもある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のドクゼリ(毒芹)の言及

【有毒植物】より

…シキミに含まれるアニサチン,6月ころに紅紫色の美しい実をつけるドクウツギに含まれるコリアミルチンは,ともに中枢神経を興奮させはげしい痙攣をさそい呼吸困難による死を招く。ドクゼリに含まれるシクトキシンも同様の作用を発揮する。バラ科のアンズ,ウメ,モモなどの種子はアミグダリン,マメ科のライマメ,イネ科植物などはリナマリンなどの青酸配糖体を含有し,腸内細菌の働きで青酸を遊離する結果,チトクロム酸化酵素の活性を阻害し呼吸を止めてしまう。…

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