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ドローネー ドローネー Delaunay, Charles-Eugène

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドローネー
ドローネー
Delaunay, Charles-Eugène

[生]1816.4.9. リュジニ
[没]1872.8.5. シェルブール近郊
フランス天文学者,数学者。高等鉱山学校で技師としての教育を受けたのち,パリ大学で数学,天文学を学ぶ (1841~48) 。エコール・ポリテクニク,高等鉱山学校の数学教授。科学アカデミー会員 (55) 。

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ドローネー
ドローネー
Delaunay, Jules Élie

[生]1828.6.12. ナント
[没]1891.9.5. パリ
フランスの画家。 1848年国立美術学校に入学,H.フランドランと L.ラモットに学ぶ。新古典主義の流れをくみ,おもに歴史画を描く。 53年パリのサロンデビュー,56年ローマ大賞受賞。ローマから帰国後は次々と公共建築の壁画を描く。

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ドローネー
ドローネー
Delaunay, Robert

[生]1885.4.12. パリ
[没]1941.10.25. モンペリエ
フランスの画家。抽象絵画の先駆者の一人。新印象主義キュビスムの影響を受け,1912年『窓』のシリーズで,そのスタイルを G.アポリネールによりオルフィスムと命名される。 W.カンディンスキーの招請で「青騎士」の第1,第2回展に出品。

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デジタル大辞泉の解説

ドローネー(Robert Delaunay)

[1885~1941]フランスの画家。キュビスムの構成に色と光・律動感の要素を包括したオルフィスムとよばれる画風を確立。作「エッフェル塔」など。

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百科事典マイペディアの解説

ドローネー

フランスの画家。パリ生れ。新印象主義的な作品をへて,《都市》《エッフェル塔》の連作(1909年―1911年)でキュビスム的傾向に転じる。また1912年―1913年には《円形,太陽と月》《窓》の連作を手がけ,アポリネールがこれをオルフィスムと名づけて称賛し,フランスにおける抽象絵画の先駆者となった。
→関連項目アプストラクシヨン・クレアシヨンキュビスムファイニンガーブラウエ・ライター

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世界大百科事典 第2版の解説

ドローネー【Charles Eugène Delaunay】

1816‐72
フランスの天文学者。エコール・ポリテクニクを首席で卒業したとき与えられたラプラス賞の賞品がラプラスの全集であったことから天体力学に進んだと伝えられる。1853年母校の教授となり,のちパリ大学教授を経て70年にはルベリエの後任としてパリ天文台長となったが,72年シェルブールでヨットレース中に溺死した。潮汐論や月運動論の研究が名高い。上,下2巻の《月運動論》(1860,67)はその純解析的な性格と正準変換を駆使した方法論とによって知られている。

ドローネー【Robert Delaunay】

1885‐1941
フランスの画家。オルフィスムOrphismeの創始者。パリに生まれ,絵画はほとんど独学。早くから色彩に強い関心をもち,新印象主義フォービスムに傾くが,1909‐11年の《エッフェル塔》《都市》の連作でキュビスムおよび未来派的傾向に転じ,12‐13年に《円形,太陽と月》や《窓》の連作で,透明な色彩と抽象的な形態による純粋絵画に到達する。アポリネールはこれを〈オルフィスム〉と名づけて称賛した。キュビスムのピュトー派と共同で出品したが,むしろドイツ表現主義の〈ブラウエ・ライター(青騎士)〉グループと親交した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドローネー
どろーねー
Robert Delaunay
(1885―1941)

フランスの画家。パリ生まれ。初め印象主義、ゴーギャンセザンヌ、キュビスムなどの影響を受ける。1907年、ウクライナ生まれのソニアSonia (Terk)(1885―1979)と出会い、1910年に結婚した。ソニアはゴッホ、ゴーギャンの影響下にフォーブ的作風から出発するが、結婚前後から両者の関心は、色彩と運動と光という、ピカソたちの静止的キュビスムに欠けていた課題に取り組み、おそらくは相互的な影響下に、アポリネールによってやがて「オルフィスム」と名づけられることになる作風を確立するに至った。『都市パリ』(1910~12)などにみられるような、エッフェル塔、飛行機などの近代的要素を取り上げたロベールの諸作品がそれである。さらに両者とも12~14年ごろ、プリズム的な色面、とくに円環形の色面による絵画構成に達し、フランスにおける最初の抽象絵画を生み出し、クレーに影響を与えた。その後は37年のパリ万国博覧会の壁画を制作するなど、抽象絵画の建築装飾への適用を試みている。モンペリエに没。
 妻のソニアは、とくにテキスタイル・デザインなどで活躍し、第二次世界大戦後には、生前ロベールが構想していたサロン・デ・レアリテ・ヌーベルを、アルプやソフィー・トイバーたちと創立している。[中山公男]

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世界大百科事典内のドローネーの言及

【月運動論】より

… ニュートンはその著《プリンキピア》の中で月の運動を論じており,これが月運動論の嚆矢(こうし)である。ニュートンに続いてA.C.クレロー,L.オイラー,J.ダランベール,P.S.ラプラス,ダモアゾーM.C.T.Damoiseau(1768‐1846),ラボックJ.W.Lubbock(1803‐65),ド・ポンテクーランP.G.de Pontécoulant(1795‐1874),プラーナG.Plana(1781‐1864),S.D.ポアソン,P.A.ハンセン,C.E.ドローネー,G.W.ヒル,J.C.アダムズ,ブラウンなどの理論が相次いで現れた。この中でハンセンがその理論に基づいて作成した《太陰表》(1857)は,その後半世紀余にわたって天体暦の月の位置推算の基礎データとして使われたが,ようやく1923年にブラウンの《太陰表》(1919)に引き継がれた。…

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