ノック

精選版 日本国語大辞典「ノック」の解説

ノック

〘名〙 (knock)
① たたくこと。打つこと。また、特に、入室の許可を求めて戸を軽くたたくこと。
※婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「コツコツ廊下から剥啄(ノック)をした者がある」
※若いセールスマンの恋(1954)〈舟橋聖一〉八「ときどきエンジンの力がぬけ、すると、妙な音を立てて、ノックした」
③ 野球で、自分でボールを軽くほうり投げ、自分で打つこと。また、守備の捕球練習のために、野手にボールを打ってやること。〔新式ベースボール術(1898)〕

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デジタル大辞泉プラス「ノック」の解説

ノック

日本の演劇作品。企画:寺山修司構成演出:岸田理生(りお)・幻一馬により、1975年、東京の高円寺、阿佐ヶ谷一帯を舞台とする市街劇として演劇実験室◎天井桟敷初演。平凡な生活に異物を持ち込み、日常への疑問符をつきつけるという意図のもと、約30時間にわたり街中で同時多発的に行われたゲリラ・パフォーマンスに対して、住民からの110番通報が相次ぐなどの騒ぎとなり、以後寺山に至るまで、天井桟敷は国内で市街劇を上演することができなかった。

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デジタル大辞泉「ノック」の解説

ノック(knock)

[名](スル)
打つこと。たたくこと。強くなぐりつけることにも、軽くこつんと打つことにもいう。「ノックダウン」「ノック式ボールペン」
訪問や入室を知らせる合図に、戸を軽くたたくこと。「扉をノックする」
野球で、守備練習のため、野手に向けてボールを打つこと。「シートノック
ノッキング」に同じ。「ノック音」

ノック(Knock)

アイルランド西部、メイヨー州の。1879年、村の教会聖母マリアと夫ヨセフ、使徒ヨハネが降臨したという「ノックの奇跡」の地。毎年100万人ものカトリック教徒が訪れるヨーロッパ屈指の巡礼地として知られる。

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世界大百科事典内のノックの言及

【ノッキング】より

…単にノックknockともいう。ガソリンエンジンなどの火花点火機関において起こる異常燃焼の一種。…

※「ノック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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