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バシコルトスタン Bashkortostan

百科事典マイペディアの解説

バシコルトスタン

ロシア連邦の一共和国で,ウラル山脈の南西麓を占め,面積14万3600km2。主都ウファ。人口406万6000人(2010)中,イスラム系のバシキール人が22%,ロシア人39%,タタール人28%と冠称民族の率が低い。旧ソ連時代のバシキール自治共和国(1919年成立)が1990年の主権宣言後に改称。石油・天然ガスを産し,ボルガ・ウラル油田の一端をなす。バシキール人のタタール人への同化傾向や,工業化に伴うロシア人の進出の影響も顕著である。
→関連項目ウドムルトオルティン・ドータタールスタンボグン・ドーマリ・エルモルドビアモルドビン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バシコルトスタン
ばしこるとすたん
Башкортостан Bashkortostan

ロシア連邦中西部にあるバシキール人の共和国。バシキーリアБашкирия/Bashkiriyaともよばれる。1919年に旧ソ連邦ロシア共和国の構成国としてバシキール自治ソビエト社会主義共和国Башкирская АССР/Bashkirskaya ASSRが成立、社会主義時代を過ごしたが、ソ連崩壊(1991年12月)後の1992年3月にロシア連邦条約調印後、ロシア連邦内のバシコルトスタン共和国Республика Башкортостан/Respublika Bashkortostanとなった。面積14万3600平方キロメートル、人口411万1000(1999)。首都ウファ。
 西部は平地で、東部は丘陵・山地(ウラル山脈南部)である。大陸性気候で、平均気温は1月零下15℃、7月20℃。年降水量は500ミリメートル前後である。住民はトルコ(チュルク)語族のバシキール人(21.9%)のほか、ロシア人(39.3%)、タタール人(28.4%)が多い(1989)。地下資源に恵まれ、石油、鉄、銅、亜鉛、金が産出される。主要工業は石油化学、冶金(やきん)、機械、木材、食品工業である。農業も発達し、小麦、ライ麦、ヒマワリ、サトウダイコン(テンサイ)、果樹栽培と家畜(ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ)の飼育が盛ん。[中村泰三・小俣利男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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