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バルナウル Barnaul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルナウル
Barnaul

ロシア中部,西シベリア南部,アルタイ地方の行政中心地。ノボシビルスクの南南東約 200km,オビ川上流部左岸のバルナウルカ川流入点に位置する。 1744年建設された銀精錬所を中心に発展した町で,71年市となった。水陸交通の要地にあることから,アルタイのステップ地帯の交易中心地となり,ロシア革命後工業が発達。ボイラ,プレス機,ディーゼル機関,鉄道車両,工作機械などを製造する機械工業を中心に,繊維 (綿紡,化繊) ,化学 (タイヤ,ゴム) ,食品などの工業が立地している。農業,機械,教育,医学の各大学,農業・畜産研究所がある。アスタナタイシェト間のシベリア横断鉄道が通り,南へ分岐する路線によりカザフスタン南西部のアルマトイ方面へ通じるトルクシブ鉄道に連絡。河港,空港がある。人口 61万2091(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

バルナウル

ロシア,シベリア南西部,アルタイ草原の都市。オビ川の河港都市。機械,繊維,皮革などの工業が行われる。1738年銀製錬所の創設に伴い創設。はじめ交易都市としてさかえたが,十月革命後工業都市として発展。

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世界大百科事典 第2版の解説

バルナウル【Barnaul】

ロシア連邦中南部,西シベリアのアルタイ地方の中心都市。人口60万6000(1992)。オビ川上流左岸の港市で鉄道の要衝。冶金,機械,化学,繊維,皮革,食品工業が盛んである。農業,機械,工業,医科,教育の各大学,地方博物館,劇場がある。町は1730年の銀精錬所開設にはじまり,19世紀後半になるとアルタイ・ステップの商業中心地となった。十月革命以後,地理的に有利な条件を生かして一大工業中心として急速に発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バルナウル
ばるなうる
Барнаул Barnaul

ロシア連邦中部、アルタイ地方の行政中心都市。オビ川の左岸、支流バルナウルカ川との合流点に位置する。人口58万6200(1999)。鉄道・自動車交通の要地で、オビ川に河港も有する。西シベリアの重要な工業都市の一つで、機械製造(火力発電用ボイラー、ディーゼル機関、金属切削機、圧搾機、ラジオ)、機械修理(車両、汽船)、化学(ゴム・石綿、化学繊維)、混紡・綿業コンビナート、食料品(精肉、乳業、油脂、ビール)、建設資材(鉄筋コンクリート製品、組立家屋用の大型パネル)、皮革・羊毛加工などの工業がある。ウラルの鉱山業者デミードフА.Демидов/A. Demidov(1678―1745)が、1730年代に金属精錬工場(銅、銀)をここに建設してから発達した町で、71年に市となった。1747~1917年の間は、ロシア帝室領地であった「アルタイ管区」の行政中心地となっていた。[三上正利]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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