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ヒホン ヒホンGijón

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒホン
Gijón

スペイン北西部,アストゥリアス州,アストゥリアス県の都市。ビスケー湾にのぞむ。スペイン沿岸の交易の中心地。ローマ時代にギギアとして知られた町で,8世紀初期にはムーア人に征服されたがまもなく奪回され,791年までアストゥリアス王国の王城の地となる。鉄鋼,化学,製油などのほか,たばこ,ビール,食品などの工業が立地する。近郊で産出する石炭および鉄鉱石は重要な輸出品。ローマ時代の温泉跡があり,夏の保養地でもある。人口 25万 9054 (1991推計) 。

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百科事典マイペディアの解説

ヒホン

スペイン北西部,ビスケー湾岸のオビエド県の港市。食品加工・陶器・ガラス工業が行われる。15世紀のサン・バティスタ教会がある。起源は古代ローマ以前で,8世紀にはイスラム軍に占領されたが,キリスト教徒奪回後の737年から791年までアストゥリアス王国の首都。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒホン【Gijón】

スペイン北西部,オビエド県の都市。人口25万6433(1981)。ビスケー湾に面し,アストゥリアス地方の主要な工業港,漁港。ローマ,西ゴート時代は,ジジャGigiaという名で知られる。8世紀の初めころイスラム教徒によって占領されたが,737年ころキリスト教徒が奪回し,791年までアストゥリアス王国の首都であった。1395年カスティリャ・レオン王国の内乱の戦火で焼失した。その後16,17世紀にかけ,何度かイギリスとオランダの海賊による襲撃を受け,1588年敗れた無敵艦隊の船がここに入港した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒホン
ひほん
Gijn

スペイン北部、アストゥリアス地方オビエド県にある港湾都市。人口26万6419(2001)。ビスケー(ビスカヤ)湾に面する。ローマ時代起源の古い町は、小半島状のサンタ・カタリナ丘陵の上に建設された。最初の突堤が15世紀前半に築かれ、その後は湾岸沿いにも市街地が発達した。スペイン内戦時(1936~39)には大きな戦災を被り、現在の市街地はその跡に計画的に建設された。レビリャヒヘド侯の宮殿(15世紀)、バルデス侯の宮殿(1590)など、古い建物が残る。工業地区は住宅地の南側内陸部と、北西約6キロメートルにある外港エルムゼル港に沿う海岸部にある。港は石炭の積出し港として知られ、近くのベリニャ製鉄所はスペイン屈指の近代的製鉄所。他に化学、食品などの工業がある。[田辺 裕・滝沢由美子]

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