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ヒンシェルウッド Hinshelwood, Sir Cyril Norman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒンシェルウッド
Hinshelwood, Sir Cyril Norman

[生]1897.6.19. ロンドン
[没]1967.10.9. ロンドン
イギリスの物理化学者。オックスフォード大学に学び,同大学教授 (1937) 。 1930年頃水の形成に関する研究を開始。水素と酸素とが連鎖反応を起して水を形成する,その反応機構と反応速度を明らかにした。また,抗生物質や化学治療薬に対する細菌の抵抗力に関する研究にも業績がある。 48年ナイトの称号を贈られ,56年 N.セミョーノフとともにノーベル化学賞を受賞した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒンシェルウッド
ひんしぇるうっど
Sir Cyril Norman Hinshelwood
(1897―1967)

イギリスの物理化学者。オックスフォード大学に学び、そこで学位を得た。1937年よりオックスフォード大学教授。1929年にロイヤル・ソサイエティー会員に選ばれ、1955年から1960年まで会長を務めた。化学反応速度論の分野で多くの研究業績がある。不均一系反応におけるラングミュア‐ヒンシェルウッド機構の提唱(1926)、単分子反応機構に関するリンデマン説の改良(1927)、および分枝連鎖を含む連鎖反応に関する研究が著名である。そのほかに、微生物細胞の化学反応速度論の研究が知られている。1956年「気相系の化学反応速度論、とくに連鎖反応に関する研究」でソ連のセミョーノフとともにノーベル化学賞を受けた。[菅 耕作]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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