allophanamide.C2H5N3O2(103.08).NH2CONHCONH2.尿素を緩やかに約160 ℃ に加熱するか,シアノ尿素の加水分解によって得られる.また,アロファン酸エチルにアンモニアを作用させても生成する.1分子の結晶水をもつが,110 ℃ で脱水されて無水物となる.分解点190 ℃.1.467.水に可溶,エタノールに易溶,エーテルに難溶.加熱分解するとシアン酸とアンモニアになる.アルカリに溶かして,硫酸銅水溶液を加えると青色を呈し,いわゆるビウレット反応を示す.[CAS 108-19-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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