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ピートリー Petrie, Sir (William Matthew) Flinders

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピートリー
Petrie, Sir (William Matthew) Flinders

[生]1853.6.3. ケント,チャールトン
[没]1942.7.28. エルサレム
イギリスの考古学者。イギリス考古学の研究に従事していたが,のちエジプトに渡って,タニス,ギザ,アマルナ,ナカダ,アビドスなどで発掘に従事し,ピラミッドの科学的計測や,SD (Sequence Dating) 法と呼ばれる土器の分類による新しい相対年代決定の規準をつくるなどの功績があった。主著『考古学の方法と目的』 Methods and Aims in Archaeology (1905) 。

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百科事典マイペディアの解説

ピートリー

英国のエジプト学者。1880年―1924年のギゼーのピラミッドの発掘と実測的研究,先王朝時代の遺跡の発掘によってエジプト史研究に貢献。1926年からはパレスティナの発掘調査に従事した。
→関連項目エジプト学カーター

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世界大百科事典 第2版の解説

ピートリー【William Mathew Flinders Petrie】

1853‐1942
イギリスの著名なエジプト学者。主として考古学の分野で大きな業績を残した。祖父はオーストラリア探検に名を残したフリンダーズMatthew Flinders(1774‐1814)。精確な測量を中心とする組織的な発掘法によってエジプト考古学を刷新し,20世紀初めの考古学者に多大の影響を与えた。その方法は浜田耕作の活動と著作(《通論考古学》)によって日本に紹介され,梅原末治も彼のもとで学んだ。日本ではペトリーと記されることが多い。

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大辞林 第三版の解説

ピートリー【William Matthew Flinders Petrie】

ペトリ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピートリー
ぴーとりー

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世界大百科事典内のピートリーの言及

【アマルナ】より

…新王国時代の二大都市テーベとメンフィスのほぼ中間に位置し,東岸の砂漠台地が後退して形成された直径13kmほどの半円形の平地は,ナイルの増水位よりも高いため,耕地として利用できず,大都市の建設に十分な広さを提供したのである。 1891年ピートリー,1907‐14年ドイツ・オリエント学会,21‐36年イギリスのエジプト調査協会の発掘によって,アテン大神殿,アテン小神殿,大王宮,王の私邸,王の記録庫,彫刻師トトメスの工房などの官庁と貴族の大邸宅や一般住居を含む中央市街地,北郊の北王宮と砂漠祭壇,南郊のマルアテン神殿,東郊の墓地造営労働者の村など,都市の主要部分が明らかにされている。アテン神殿を除いて建物は日乾煉瓦造で,漆喰塗の壁や床には幾何学文や自然描写の絵画が描かれていた。…

【アマルナ文書】より

…前14世紀のオリエント世界の国際関係を知る重要な史料である。1887(一説には86)年一農婦によって偶然発見され,91年のピートリーの発掘によって,アテン大神殿の南,小王宮東の〈王の記録庫〉から出土したものであることが確認された。現在知られている総数は379,大部分はベルリン博物館(199),大英博物館(83),カイロ博物館(50)の3ヵ所に所蔵されている。…

【エジプト学】より

…彼の開いた言語学・文献学的研究はレプシウスC.R.LepsiusをへてエルマンA.Ermanの《エジプト語文法》(1894)により一応完成する。考古学的資料の収集に不可欠な科学的発掘は,19世紀前の宝探しを目的とする発掘の時期をへて,1880年にエジプトでの調査を開始したピートリーにはじまる。現在イギリス,フランス,ドイツ,アメリカの各国は現地に研究所を設け,研究の専門分化が進んでいる。…

※「ピートリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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