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ブスケ Bousquet, George

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブスケ
Bousquet, George

[生]1846.3.3.
[没]1937.1.15.
御雇外国人の一人。明治初期,司法省が初めて雇用したフランス人法律家。 1872年2月より 76年3月まで法律顧問兼法学教師として在職し,諸立法作業,司法省法学校生徒の教育に従事した。

ブスケ
Bousquet, Joë

[生]1897
[没]1950
フランスの詩人。シュルレアリストとして出発するが,第1次世界大戦で負傷 (1918) ,生涯を病院で過した。孤独な思索に培われた彼の作品は,此岸と彼岸の接する空間を清澄な文体で表現している。『沈黙の言葉』 Traduit du silence (41) ,『月を導く者』 Le Meneur du lune (46) ,『夕べの知識』 La Connaissance du soir (47) などの詩集のほか,小説『善意の毒舌家』 Le Médisant par bonté (46) ,膨大な『書簡集』 Correspondanceがある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

ブスケ Bousquet, George Hilaire

1846-1937 フランスの法律家。
1846年3月3日生まれ。弁護士。明治5年(1872)司法省の法律顧問として来日。明法寮(のちの司法省法学校)で法律をおしえる。江藤新平の民法典編集に参加。9年帰国した。1937年1月15日死去。90歳。パリ出身。パリ大卒。著作に「ブスケ日本見聞記」。
【格言など】一つの扉は,開かれているか,または閉ざされているほかない(「ブスケ日本見聞記」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブスケ
ぶすけ
Jo Bousquet
(1897―1950)

フランスの詩人。第一次世界大戦に従軍して重傷を負い、1918年以降、麻痺(まひ)した体を南仏カルカソンヌの自宅に横たえたまま、省察と詩作に生涯を過ごした。神秘的幻想と、穏やかな諦念(ていねん)の織り成す純粋な詩境は、詩集『夕べの認識』(1947)にみられるが、その他の数多い著作は、感想とも物語ともつかぬ散文詩風の瞑想(めいそう)録で、さまざまな思念が緩やかで音楽的な文体にのってとめどなく流れる美しい書物である。なかでも『風の花嫁』(1928)、『冬の夜の会合』(1933)、『幼年追慕』(1939)、『沈黙の語ること』(1941)などが知られる。[安藤元雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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