コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ブチレン ブチレン butylene

5件 の用語解説(ブチレンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブチレン
ブチレン
butylene

(1) ブタンから水素原子2個を除いた2価の原子団 -C4H8- 。1,4-ブチレン,α-ブチレン,β-ブチレン,2,3-ブチレンの4種の異性体があるが,そのうち1,4-ブチレンのみはテトラメチレンという。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ブチレン(butylene)

エチレン系炭化水素の一。二重結合を一つもち、3種の異性体がある。いずれも液化しやすい無色の気体。ブタジエンイソオクタンなどの製造原料。分子式C4H8 ブテン。
[補説]異性体は、1-ブテンCH2CHCH2CH3・シス-2-ブテンCH3CHCHCH3・トランス-2-ブテンCH3CHCHCH3

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ブチレン

化学式はC4H8。炭素数4の脂肪族鎖式不飽和炭化水素ブテンともいい,3種類の構造異性体がある。常温・常圧下では気体だが,加圧または冷却によって比較的容易に液化する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ブチレン【butylene】

炭素数4の脂肪族鎖式不飽和炭化水素(アルケン)で,ブテンbuteneともいい,3種類の構造異性体(2‐ブテンにはシス型とトランス型がある)がある。これらは,ナフサ分解プロセスのC4留分,あるいは石油の接触分解の副産ガスC4留分などに存在し,これらから蒸留その他の方法で分離される。アルコール,ケトン,有機酸などの含酸素化合物の合成,ブタジエンの製造などの用途がある。
[性質]
 常温・常圧下では気体であるが,加圧または冷却によって比較的容易に液化する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブチレン
ぶちれん
butylene

鎖状不飽和炭化水素の一種。一般にはブテンbuteneの名で知られる。1-ブテン(α-ブチレン)、2-ブテン(β-ブチレン)および2-メチルプロペン(イソブチレン)の3種の異性体がある。なお、2-ブテンにはシス形とトランス形の2種の幾何異性体がある。いずれも常温で特有の臭気のある可燃性の気体で、加圧下冷却により容易に液化する。これらは石油の分解産物から得られる。日本ではブタンとブチレンをあわせて年間約300万トン生産される。2-ブテンは2-ブタノールや、それを経由するメチルエチルケトンの製造に、また、1-および2-ブテンは、重合によりポリブテンの製造に利用される。また、ブタジエンとして各種の合成ゴム製造のために利用されている。2-メチルプロペン(イソブチレン)はメタクリル酸メチル、メタクリロニトリルの製造やブチルゴムの製造に利用される。[徳丸克己]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブチレンの関連キーワードアセチレン系炭化水素アルキンアルケンエチレン系炭化水素セタン不飽和炭化水素飽和炭化水素脂肪族高級炭化水素脂肪族炭化水素脂肪族鎖式飽和炭化水素

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ブチレンの関連情報