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接触分解 セッショクブンカイ

百科事典マイペディアの解説

接触分解【せっしょくぶんかい】

石油精製工程の一つ。活性白土酸性白土),合成シリカ(二酸化ケイ(珪)素)・アルミナなどの触媒を用いて,450〜500℃,常圧下で重質石油留分を分解し,オクタン価の高いガソリンを製造すること。
→関連項目石油熱分解

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世界大百科事典 第2版の解説

せっしょくぶんかい【接触分解 catalytic cracking】

石油の重質留分を触媒を用いて分解し,高オクタン価ガソリンを増産するプロセスをいう。接触分解法の原理は,1923年にフランスのウドリーE.J.Houdryによって発見された。すなわち,彼は天然産の白土を硫酸アルカリを用いて活性化した触媒(活性白土)上に加熱した石油系重質油を通ずると分解反応がおこり,ガソリンが得られることを見いだした。このガソリンは当時広く工業的に実施されていた熱分解法のガソリンよりも,臭気が少なく,安定性がすぐれ,オクタン価も高いなどの利点が認められた。

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大辞林 第三版の解説

せっしょくぶんかい【接触分解】

触媒を用いて行う分解反応。狭義にはシリカ・アルミナなどの触媒を用いて行う石油のクラッキング。オクタン価の高いガソリンをつくる目的で行われる。

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