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ブランデス ブランデス Brandes, Georg Morris Cohen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブランデス
ブランデス
Brandes, Georg Morris Cohen

[生]1842.2.4. コペンハーゲン
[没]1927.2.19. コペンハーゲン
デンマークのユダヤ系の思想家,批評家。コペンハーゲン大学で法律を学び,次いで哲学に転じ,スピノザヘーゲルに傾倒。 1871年,ヨーロッパ遊学の旅から帰国,母校の講師となり,のちに『19世紀文学主潮』 Hovedstrømninger i det 19de Aarhundredes Litteratur (6巻,1871~87) にまとめられた講義を開始。

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デジタル大辞泉の解説

ブランデス(Georg Morris Cohen Brandes)

[1842~1927]デンマークの文芸批評家。比較文学の手法を用いて、国際的な視野に立つ文芸批評を展開した。著「一九世紀文学主潮」「ロシア印象記」など。

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百科事典マイペディアの解説

ブランデス

デンマークの批評家。初めヘーゲル美学を学んだが,フランス,英国などに遊学してH.テーヌ,J.S.ミルらと親交,帰国してコペンハーゲン大学で《19世紀文学の主潮》(6巻,1872年―1890年)の講義をはじめ,北欧文壇をその急進的立場に一変させるほどの影響を与えた。
→関連項目ギェレループドラクマン

ブランデス

ドイツの数学者,気象学者。ブレスラウおよびライプチヒ大学教授。著書《天気学研究》(1820年)の中で古い観測資料を用いて1783年の毎日のヨーロッパの天気が論じられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブランデス【Georg Brandes】

1842‐1927
デンマークの文芸批評家。宗教色の少ない家庭に育ち,早くからL.A.フォイエルバハの思想にふれて無神論を受け入れ,精神の自由を説く。テーヌサント・ブーブによる新しい方法で,イギリス,フランス,ドイツの大作家(とくにニーチェ)や自国の哲学者,新人作家たちを批評紹介した。パリ留学より帰国後コペンハーゲン大学で行った一連の講義《19世紀文学の主潮》(1872‐90)は,自由思想が生まれついにそれが社会的また政治的現実の中で勝利を得ることを歴史的に講じたもので,〈フランスより50年は遅れている〉祖国の思想界を大いに刺激した。

ブランデス【Heinrich Wilhelm Brandes】

1777‐1834
ドイツの物理学者プロテスタントの伝道師の子としてグローデンで生まれた。1811年ブレスラウ大学の数学の教授,26年ライプチヒ大学の物理学の教授となり,流星に関する研究を行っている。また,1820年に書いた《気象学論考Beiträge zur Witterungskunde》には,1783年のヨーロッパの天気図が載っており,世界で最初の天気図であった。【高橋 浩一郎

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大辞林 第三版の解説

ブランデス【Georg Morris Brandes】

1842~1927) デンマークの文芸批評家・文芸史家。文学を社会の反映としてとらえ、イプセンを高く評価して世に紹介。主著「一九世紀文学主潮」のほかに「キルケゴール」「シェークスピア」「ゲーテ」などの評伝がある。

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世界大百科事典内のブランデスの言及

【デンマーク】より

…19世紀半ばは後にデンマーク内外で古典となる文人が多数輩出するが,物語の名手で方言文学の先駆者ブリッカー,文芸評論家ハイベア,童話文学の確立者として不朽のアンデルセン,思弁的風刺家パルダン・メルラーFrederik Paludan‐Müller(1809‐76),文人思想家のキルケゴール,ユダヤ要素でデンマーク文学を豊かにしたゴルスメトMeïr Aron Goldschmidt(1819‐87)らはその一部である。70年代にフランス・イギリス型の自然主義が文芸批評家ブランデスによって導入され,彼は心理描写にすぐれた無神論者ヤコブセン,シャーンドーフSophus Schandorph(1836‐1901),一時期のドラクマンギェレループらの〈現代転換派〉を世に出した。ギェレループとともに1917年ノーベル文学賞を受けたポントピダンは独自に個性の解放を目ざした。…

【ニーチェ】より

…たまに訪れる人があっても,結果として孤独感を深めることの方が多かった。ところが87‐88年ころになるとフランスのテーヌが好意的な評価を示し,デンマークのG.M.ブランデスが講義に取り上げ,再び顧みられる兆候が現れはじめた。しかしその直後89年1月ニーチェはトリノの街頭で発狂する。…

【気象学】より

…このような物理学の発達は,気象学にも大きな影響を与えた。 19世紀になると交通,通信が発達し,それが背景となって1820年,ドイツのH.W.ブランデスは初めて天気図をつくった。それにより,それまでの点の観測が,図による間接的な表現ではあるが面の観測となり,高気圧や低気圧のような,スケールの大きい気象の構造の存在が明らかとなった。…

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