プロクセミクス(英語表記)proxemics

世界大百科事典 第2版「プロクセミクス」の解説

プロクセミクス【proxemics】

文化人類学の一分野で,それぞれ文化における空間認識のあり方を,日常行動,居住空間美術文学などのうちに表現されたものを通して研究する。各文化は人対人,人対物,物対物の空間的関係について,意識的・無意識的に独自の認識枠組みを形成している。この研究分野は,個別文化におけるこのの認識枠組みを明らかにするとともに,それらに比較文化論的検討をも加えようとするもので,アメリカの文化人類学者ホールE.T.Hallの1950年代の研究にを発する。

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世界大百科事典内のプロクセミクスの言及

【空間】より

…方向の認識もさまざまの変異がみられるが,ここでは空間の距離的認識について述べる。 人間の無意識的な距離的認識については,ホールEdward T.Hallのプロクセミクスproxemicsが重要である。彼は,人間と人間が接触するとき,4種の距離のとり方があると主張した。…

【空間】より

…方向の認識もさまざまの変異がみられるが,ここでは空間の距離的認識について述べる。 人間の無意識的な距離的認識については,ホールEdward T.Hallのプロクセミクスproxemicsが重要である。彼は,人間と人間が接触するとき,4種の距離のとり方があると主張した。…

※「プロクセミクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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