プール(英語表記)Pool, Ithiel de Sola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プール
Pool, Ithiel de Sola

[生]1917.10.26. ニューヨーク
[没]1984.3.11. マサチューセッツ,ケンブリッジ
アメリカの政治学者。行動主義の政治学者で,コンテント・アナリシス (→内容分析 ) の手法により政治的概念がますます大衆参加の意味を付与せられつつあることを示した"The Prestige Press" (1970) など多数の著書がある。

プール
Poole, Ernest

[生]1880.1.23. シカゴ
[没]1950.1.10. ニューヨーク
アメリカのジャーナリスト,小説家。プリンストン大学卒業。ニューヨークで社会事業にたずさわり,のち新聞の特派員として 1915年ドイツ,フランス,17年ロシアに滞在。主著『』 The Harbor (1915) ,『彼の家族』 His Family (17,翌年ピュリッツァー賞受賞) ,自叙伝『橋』 The Bridge (40) 。

プール
Poole, William Frederick

[生]1821.12.24. マサチューセッツ,セーレム
[没]1894.3.1. イリノイ,エバンストン
アメリカの書誌学者,歴史家。定期刊行物の目録作成を始めたことで知られる。エール大学在学中に『定期刊行物アルファベット順索引』 An Alphabetical Index to Subjects Treated in the Reviews and Other Periodicals... (1848,のち『プールの索引』 Poole's Index to Periodical Literatureと改題) を発表。その後ボストン文芸協会図書館をはじめ多くの図書館の館長をつとめた。主著『辞書の戦い』 The Battle of the Dictionaries (56) ,『コットン・マザーとセーレムの魔女』 Cotton Mather and Salem Witchcraft (69) など。「アメリカ図書館協会」設立者の一人で,1885~87年会長。

プール
Poole

イギリスイングランド南部の都市。単一自治体(ユニタリー unitary authority)。1997年にドーセット県から分離して単一自治体となった。イギリス海峡沿岸の港湾・海浜保養都市で,ボーンマスの西に接し,プール湾北岸に位置する。港湾としては比較的小さく,沿岸貿易(カボタージュ)に利用される程度であるが,周囲をほとんどすべて陸地に囲まれたプール湾はヨット競技の中心地として有名で,多くのヨットクラブが利用している。古くから陶器,煉瓦などの製造が行なわれていたが,近年造船,機械,化学製品などの工業も急速に発展。ボーンマスとともに住宅地としての発展もめざましい。湾内のブラウンシー島はボーイスカウト運動発祥の地。面積 65km2。人口 13万7100(2005推計)。

プール
swimming pool

水泳用につくられた開水面施設。使用目的によって一般レクリエーション用,学校用,競泳用,水球競技用 (水深 1.8m以上) ,飛び込み用に区別され,設備様式により,屋外プール,屋内プール温水プール,海水プールなどの種類がある。競泳用プールは,日本水泳連盟が公認する 50mプール (長水路。水深 1.35m以上) と 25mプール (短水路。水深 1.00m以上) があり,2~2.5mのコース幅で,前者が7コース以上,後者が5コース以上を要求される。国際水泳連盟 FINAが定める競技用コースは 2.5m幅で8コース以上。またシャワー,洗眼所,便所,浄化・消毒用の諸設備も不可欠である。

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デジタル大辞泉の解説

プール(pool)

[名](スル)
人工的に水をためた遊泳場。水泳場。
置き場。たまり場。「モータープール
蓄えておくこと。ためること。「資金をプールする」
企業連合。主として米国でカルテルの意味で用いられる。特に、中央機関を設けて利潤の分配を行うカルテルをさす場合もある。
ビリヤードの一。手球を突いて、15個の的球をポケットに落とす。プールゲームポケットビリヤード

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百科事典マイペディアの解説

プール

(1)ビリヤードの種目の一つ。1つの手球(てだま)で15個の球をポケットに落とすゲームのこと。(2)水泳を行うために人為的に作られた大きな水槽。スイミング・プール。プールのもともとの意味は〈水たまり〉。川が蛇行(だこう)してできた〈水たまり〉が流れがないので,水遊びや水浴び,水泳に適していたことから,この名が用いられるようになった。やがて,水泳用の堀割とその周りに水泳用の付帯施設を設置し,川から水を引いた〈水たまり〉のことを意味するようになる。あるいは,湖や海岸の波の少ないところに仕切りと付属施設を設けてプールとした。 19世紀に入ると,ウィーンなどの都市には室内プールが設けられるようになり,多くの人で賑わった。これら施設は,どちらかといえば,水浴と日光浴に比重が置かれていた。やがて,温水プールが設けられるようになり,一年をとおして水泳が楽しめるようになった。 日本では,1960年代には農薬の影響で川での遊泳がほとんどできなくなり,学校や地域社会のプール設置に力が注がれた。また,1970年ころから海水浴場の海水が工場排水などで汚染されはじめると,海水浴場に代わる大きなプールが海岸に設置されるようになった。人工の,大掛かりな流水プールや波打ちプールが登場。

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デジタル大辞泉プラスの解説

プール

桜沢エリカによる漫画作品。タイのチェンマイで働く母のもとにずっと離れて暮らしてきた娘がやって来る。映画化を前提に描きおろした作品。2009年、幻冬舎より全1巻で刊行された。2009年、大森美香監督による映画が公開された。

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世界大百科事典 第2版の解説

プール

水泳をするための水槽。正しくはスイミングプールswimming pool。水泳場ともいう。屋外にも,屋内にも設置され,一般には淡水であるが塩水(海水)のものもある。古くはインダス文明のモヘンジョ・ダロ遺跡の沐浴場にプールの原型がみられ,ローマのカラカラで知られるローマ浴場には大きなフリギダリウム(冷水プール)が備えられていた。しかしスポーツとしての水泳が発達するのは18世紀に入ってからで,クラブなどにプールがつくられるようになり,しだいにヨーロッパ全土に普及した。

ぷーる【プール】

八重山諸島で稲刈り後の旧暦6月を中心に行われる稲の収穫祭プールィ,プイなどともいい,豊年祭,穂利祭と書かれる。宮古諸島では粟,麦の収穫祭をプーズ,稲の祭りをウププーズと呼んでおり,沖縄諸島では旧暦8月前後の村遊び,八月踊などがこれに相当する。プールの第1日目はその年の豊作を神に感謝するため,ツカサ(神役組織の主宰者)と祭祀集団の成員が集まり,神格の高いオン(御嶽(おたけ∥うたき))から順に回り,神々から授かった神酒を飲む。

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大辞林 第三版の解説

プール【pool】

( 名 ) スル
水泳や水遊びなどをするために設けた水槽。 [季] 夏。
たまり場。置き場。 「モーター--」
ためること。蓄えること。 「余った金を-しておく」
〘経〙 共同の利益のために協定を結んだ、同種企業間の連合体。

プール【pool】

ビリヤード台。

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世界大百科事典内のプールの言及

【アカマタ・クロマタ】より

…八重山群島西表(いりおもて)島の古見を中心とする村々で旧6月におこなわれる豊年祭〈プール〉に登場する仮面仮装の神。野生の草木におおわれた全身を微細なリズムに揺らしつつ森の奥深くから村の中に立ち現れるこの仮面神の祭祀には,一定の通過儀礼をへた成人男子の構成する秘密結社の成員だけが直接参与できる。…

※「プール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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