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ヘロン Herōn

翻訳|Herōn

3件 の用語解説(ヘロンの意味・用語解説を検索)

大辞林 第三版の解説

ヘロン【Herōn】

ギリシャの数学者・技術者。アレクサンドリアで活躍。幾何学・力学をもとに「測量術」「照準儀」「機械術」など多数の実用書を著した。生没年未詳。

出典|三省堂
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百科事典マイペディアの解説

ヘロン

アレクサンドリアの技術者,数学者。生没年不詳,活躍年代も前3世紀から後3世紀まで種々の説がある。汽力球,水力オルガン,自動販売器等種々の仕掛けを考案,てこ,滑車,歯車,ねじ等を論じ,光学に関する著書では入射角と反射角が等しいことを記述。
→関連項目噴水

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘロン
へろん
Heron

生没年不詳。古代ギリシアの技術者、物理学者、数学者。62年ごろから150年ごろの間、アレクサンドリアで活躍した。著作は多く、10編余りが現存する。彼の業績は、全体としては独創性は少ないが、彼以前の幾何学や力学の成果を実用向きに整理しており、その影響はイスラム世界からルネサンスにまで及んだ。業績としては、「ヘロンの公式」として知られる三角形の三辺の長さからその三角形の面積を求める方法、古代でもっとも精密な器械といわれる照準儀の説明、不規則な線で囲まれた面積の求め方、長距離を測るための路程計、ヘロンの蒸気タービン、金を入れると自動式に水が出る聖水箱、祭壇の火で神殿の扉が開く仕掛けなどで、興味深い方法や装置が多い。これらの装置類が産業に適用されず、遊戯的なものに使われたのは、当時の奴隷制社会のなかでの技術のありようの一端を示すものであろう。[平田 寛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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