ベツレヘム

百科事典マイペディア「ベツレヘム」の解説

ベツレヘム

パレスティナの〈ヨルダン川西岸地区〉,エルサレム南方8kmの山地の町。キリスト教伝承では,イエス・キリスト生誕の地とされている。標高775m。名は〈パンの家〉の意味で,聖書と関係深い町である。町にはイエス誕生の洞窟の上に,世界最古の教会の一つとされる降誕教会が建っている。1967年の第3次中東戦争以降,イスラエル占領が続いている。約3万2000人。

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旺文社世界史事典 三訂版「ベツレヘム」の解説

ベツレヘム
Bethlehem

ヨルダンの西端部,イスラエルとの国境にある古い町。アラビア語名はバイトラフム
イェルサレムの南方7㎞にあり,ヘブライ王国第2代の王ダヴィデとイエスの生誕の地とされる。

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精選版 日本国語大辞典「ベツレヘム」の解説

ベツレヘム

(Bethlehem) ヨルダンの西端、イスラエルとの国境にある町。エルサレムの南方約一〇キロメートルにあたる。ダビデ王家発祥の地、イエス‐キリスト生誕の地とされる。アラビア語名バイトラフム。ベスレヘム。

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世界大百科事典 第2版「ベツレヘム」の解説

ベツレヘム【Bethlehem】

エルサレムの南10kmにある町。人口約3万2000。ヘブライ語で〈パンの家〉を意味する。アラビア語ではバイト・ラフムBayt Laḥmとよばれる。ダビデ王の生地。後にメシア信仰の象徴となる。イスラエルを救うメシアはダビデの子孫の中から出てくるからである(《ミカ書》5:2)。キリスト教の伝承によれば,イエスの父はダビデ家の子孫であり,イエスはベツレヘムで生まれた。4世紀にコンスタンティヌス大帝が降誕教会を建設,ヒエロニムスのラテン語訳聖書(《ウルガタ》)は,この教会の地下の一室で生まれた。

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世界大百科事典内のベツレヘムの言及

【幼児虐殺】より

…嬰児(えいじ)虐殺ともいう。ベツレヘムにユダヤ人の王となる救世主が生まれたことを知ったヘロデ大王は,それを確かめるため,東方から来た三博士を遣わす。幼児イエスを拝んだ博士たちは夢のお告げでヘロデの悪意を知ると,彼のもとには戻らずにそのまま故国に帰る。…

※「ベツレヘム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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