コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベーダ時代 ベーダじだい Vedic Age

2件 の用語解説(ベーダ時代の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベーダ時代
ベーダじだい
Vedic Age

インド古代,アーリア人の侵入から十六大国併立以前までをいう。前 1500~600年頃で,前期はリグ・ベーダ時代で前 1000年頃まで,後期は他のベーダ成立から『ウパニシャッド』の成立までのいわゆるインド文化の原型の完成期。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ベーダじだい【ベーダ時代】

インド,ベーダ聖典の成立した時代で,前期,後期の2期に分かれる。(1)前期(前1500ころ‐前1000ころ) 前1500年ころインドに入ったアーリヤ人は,ダーサダスユ呼ばれる黒色,低鼻の先住民を征服しつつ,パンジャーブ地方で牧畜を主とし農業を副とする生活を始めた。彼らは自然を神格化した多数の神々を崇拝し,祭火をたき,賛歌と供物をそれらの神々にささげた。やがて祭式を専門にとり行う司祭者も現れ,彼らの手で賛歌集《リグ・ベーダ》が編まれた(前1100から前1000ころ)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のベーダ時代の言及

【インド】より


[アーリヤ人の来住]
 インド・ヨーロッパ系の言語を話すアーリヤ人は,はじめ中央アジア方面で遊牧生活を営んでいたが,その一分派がインダス文明のすでに衰退した前1500年ころから徐々にパンジャーブ地方に移住した。そして部族の首長(ラージャン)に率いられ,ダーサと呼ばれる先住民を征服しつつ,牧畜を主とし農耕を従とする半定着の生活を始めた(前期ベーダ時代,前1500‐前1000ころ)。当時の生活では牛が最も重要な財産であり,農作物としては大麦の栽培が中心であった。…

【カースト】より

…カースト制度は諸要因の複雑な結合によって成立したものであるが,それらの要因を統合して一つの制度へ導く力となったのは,バラモンと彼らの指導下に成立したバルナ制度である。 バルナ制度は,アーリヤ人が農耕社会を完成させた後期ベーダ時代(前1000‐前600ころ)に,ガンガー(ガンジス)川の上流域で成立した。この制度は,バラモンを最清浄,不可触民を最不浄とし,その間に職能を異にする排他的な内婚集団を配列したものであり,その性格にはカースト制度と共通する部分が大きく,カースト制度成立の基本になった制度と言える。…

※「ベーダ時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ベーダ時代の関連キーワードアーラニヤカベーダミーマーンサー学派ベーダーンタ学派リグベーダアタルバ・ベーダカルパ・スートラ語常住論文法学派リグ・ベーダ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone