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ペリゴール Périgord

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペリゴール
Périgord

フランス南西部の旧ギュイエンヌ州の地方名。現在のドルドーニュ県の大部分とロトエガロンヌ県の一部に該当する。中心都市はペリグーマシフサントラル (中央山地) の南西斜面にあたる台地高原で,農業牧畜が主産業。特産物はトリュフ。中世はイングランド,フランス両王の間で長く帰属が争われたが,1398年フランスに復帰し,1589年アンリ4世によって最終的にフランス王領とされた。 17世紀初め民衆反乱 (クロカン) が広く展開した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ペリゴール【Périgord】

フランス南西部の歴史的地方。今日のドルドーニュ県にあたる。リムーザンと接する北東部の古生代の結晶岩台地や南西部の肥沃なドルドーニュ川の段丘地帯など周辺を除けば,大部分が第三紀の石灰岩の低い台地からなり,ドルドーニュ川とその支流ドロンヌ川,イル川がそれを刻んでいる。 ドルドーニュ川のもう一つの支流ベゼールVézèreの谷は,世界有数の先史時代遺跡の宝庫として知られている。レゼジ・ド・タヤックLes Eyzies‐de‐Tayacの町を中心に,1940年に発見された洞窟壁画で有名なラスコーを含む150もの遺跡が散在し,1863年,ラ・マドレーヌ,ロージュリ両遺跡が初めて調査されて以来,20世紀にかけて,これらの遺跡の発掘調査により,旧石器時代中・後期を中心とした人類文明の発展段階が明らかにされた。

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世界大百科事典内のペリゴールの言及

【アキテーヌ】より

…フランス南西部,ガロンヌ川中・下流域(アキテーヌ盆地中・西部)を中心とした地方。その範囲は,時代によってはなはだしく異なるが,今日ではボルドーを主都とするギュイエンヌGuyenneおよびその周辺の諸地方,すなわちオーニスAunis(主都ラ・ロシェル),サントンジュSaintonge(サント),アングーモアAngoumois(アングレーム),ペリゴールPérigord(ペリグー),アジュネAgenais(アジャン),ケルシーQuercy,ガスコーニュGascogneなどを総称して,アキテーヌ地方と呼ぶのが通例である。
[歴史]
 〈アキテーヌ〉という名称は,この地方が前56年,ローマに征服され属州とされ,アクイタニアAquitania(〈水の国〉の意)と呼ばれたことに由来する。…

【アキテーヌ】より

…フランス南西部,ガロンヌ川中・下流域(アキテーヌ盆地中・西部)を中心とした地方。その範囲は,時代によってはなはだしく異なるが,今日ではボルドーを主都とするギュイエンヌGuyenneおよびその周辺の諸地方,すなわちオーニスAunis(主都ラ・ロシェル),サントンジュSaintonge(サント),アングーモアAngoumois(アングレーム),ペリゴールPérigord(ペリグー),アジュネAgenais(アジャン),ケルシーQuercy,ガスコーニュGascogneなどを総称して,アキテーヌ地方と呼ぶのが通例である。
[歴史]
 〈アキテーヌ〉という名称は,この地方が前56年,ローマに征服され属州とされ,アクイタニアAquitania(〈水の国〉の意)と呼ばれたことに由来する。…

※「ペリゴール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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