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ボラ ボラ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボラ
ボラ

南九州の特殊土壌の一つ。桜島から比較的近年に噴出した浮石の堆積層で厚さは数 cmから十数 cmに及ぶ。浮石はほとんど風化しておらず,人頭大から小豆大。ボラ層の上下には,普通の火山灰土壌が存在する場合が多い。

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ボラ
ボラ
Mugil cephalus; flathead mullet

ボラ目ボラ科の魚。体長 1m。体はやや側扁し,背部は灰青色,腹部は銀白色を呈する。眼には脂瞼(しけん)が発達する。成魚は世界各地の暖海に分布し,表層を活発に泳ぎ,ときどき水面上へ飛び上がる。

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ボラ
ボラ
bora

山の斜面から吹きおろす風のうち,山麓や海岸に吹きおろしたとき,断熱昇温してもなお,そこに以前からあった空気よりも低温で,冷たく感じる風。元来,黒海の北東岸やアドリア海の東岸に吹く風につけられた名称で,局地風の一種。

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デジタル大辞泉の解説

ボラ(bora)

山の斜面を吹き下りる冷たい風。
[補説]本来はクロアチアダルマチア地方でアドリア海に吹き下りる北東風のこと。

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百科事典マイペディアの解説

ボラ

ボラ科の魚。成長につれて名の変わることが多い。たとえば,イナッコ,イナ,ボラ,トド(東京)など。全長90cmにまで達する。胃の形はそろばん玉状で,俗にボラのへそといわれる。
→関連項目叩網メナダ

ボラ

局地風の一種で,アドリア海の東岸に山から吹きおろしてくる強風の名。寒冷で,ときには非常に乾燥しており,激しい風の息を伴うことが多い。冬季,中欧およびバルカン半島で気圧が高く,地中海の気圧が低いときに吹く。
→関連項目おろし(颪)山岳気候

ボラ

南九州で軽石質火山灰土または降下軽石層を呼ぶ俗称。桜島起源の大正ボラ,安永ボラが有名。地表近くに存在するときは植物生育を妨げるので,ブルドーザーなどで排除し,肥料の増施を行う。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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栄養・生化学辞典の解説

ボラ

 [Mugil cephalus cephalus].スズキ目ボラ科の魚で,熱帯から温帯の沿岸や河川下流域に棲む.全長80cmになる.食用にする.卵巣を塩漬し乾燥したものは,からすみといい,珍重される.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ボラ【bora】

(1)局地風の一種で,クロアチアのアドリア海北岸に,ハンガリーの側から山脈を越えて吹き下りる強い北東風をいう。ギリシア語で〈北風〉の意味のboreasが語源。冬季,中部ヨーロッパおよびバルカン半島で気圧が高く,地中海の気圧が低いときに吹く。(2)上述(1)が一般化して山の斜面を吹き下りる風のうち,山麓や海岸に吹き下りたときに,断熱昇温(約10℃/km)しても以前そこにあった空気よりも気温が低く,冷たく感じる風を総称してボラと呼ぶ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ボラ【Bora】

バルカン半島のアドリア海岸の山地斜面を吹き下ろす、乾燥して寒冷な局地風。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のボラの言及

【風】より

… ボホロクbohorokスマトラのバリサン山脈を吹き降りるフェーン。 ボラboraハンガリー盆地から山を越えてアドリア海の東岸に吹き降りてくる冷たい北東風。冬季,中部ヨーロッパおよびバルカン半島で気圧が高く,地中海の気圧が低いときに吹く。…

【アペニノ[山脈]】より

… アペニノ山脈は半島の気候をアドリア海側とティレニア海側とで非常に異なったものにする役割を果たしている。とくに冬には中緯度大陸気団の影響を妨げる役割を果たすので,ティレニア海側はかなり温暖であるのに対し,アドリア海側は寒冷であり,海岸部ではときにはボラ(冬の北東季節風)の影響が及んで冷たい潮風が吹きつける。 石灰岩質の地帯が多いため,アペニノ山地では地表水が少なく,近年,植林が盛んに行われてはいるが,森林は一般に貧弱である。…

【風】より

… ボホロクbohorokスマトラのバリサン山脈を吹き降りるフェーン。 ボラboraハンガリー盆地から山を越えてアドリア海の東岸に吹き降りてくる冷たい北東風。冬季,中部ヨーロッパおよびバルカン半島で気圧が高く,地中海の気圧が低いときに吹く。…

【地中海】より

…一般に冬の地中海の気候は,地域的に多様であり,また年による変化が大きい。地中海に流出する冷たい空気は,地形的影響もあって,ミストラル,ボラなどの局地風となる。またイタリアのアドリア海沿岸部は,ボラによって,かなりの積雪がもたらされることになる。…

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