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マミチャジナイ マミチャジナイTurdus obscurus; eyebrowed thrush

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マミチャジナイ
Turdus obscurus; eyebrowed thrush

スズメ目ツグミ科。全長 22cm。和名の語幹のシナイはツグミの古名で,マミチャジナイは眉の茶色いツグミの意味である。雌雄異色。アカハラに似るが,雄は頭部がくすんだ灰黒色で,くっきりしたクリーム色の眉斑がある。背以下の背面はオリーブ褐色,胸から脇にかけては赤褐色,腹は白い。雌は頭部や脇の色が淡く,特に喉は白くて不明瞭な暗色の縦線がある。シベリアエニセイ川以東やロシア沿海地方で繁殖し,おもに中国南部から東南アジアに渡って越冬する。日本には主として旅鳥(→渡り鳥)として多数が立ち寄り低山の林に滞在するが,九州地方四国地方以南では越冬するものもいる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マミチャジナイ
まみちゃじない / 眉茶
grey-headed thrush
[学]Turdus obscurus

鳥綱スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科の鳥。和名は、眉斑(びはん)の目だつ茶色のシナイ(ツグミ類の古名)の意。ツグミ属としては小ぶりで全長21~22センチメートル。上面はオリーブ褐色。胸とわき腹は橙黄(とうこう)色。眉(まゆ)と腹は白い。雄ののどは黒いが、雌は白色地に黒の縦斑がある。シベリア南部と中国北部で繁殖し、冬はフィリピン、ボルネオ島などで過ごす。日本でも少数が越冬するが、9月下旬から10月にかけて、群れで通過して行くものが多く、1947年(昭和22)にかすみ網猟が禁止されるまでは、毎年数十万羽が捕獲されていた。富士山麓(さんろく)でも少数が繁殖しているとされているが、よく似ているアカハラの変種である可能性も否定できない。[竹下信雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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