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モホロビチッチ不連続面 モホロビチッチふれんぞくめん Mohorovičić discontinuity; Moho

6件 の用語解説(モホロビチッチ不連続面の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モホロビチッチ不連続面
モホロビチッチふれんぞくめん
Mohorovičić discontinuity; Moho

モホ面ともいう。大陸の下では平均約 35km,海洋底では5~10kmの深さで地震波の速度が不連続的に変化する面。この不連続面地殻マントルの境とする。 1909年 A.モホロビチッチがこの不連続面の存在を示唆したことによって命名された。

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デジタル大辞泉の解説

モホロビチッチ‐ふれんぞくめん【モホロビチッチ不連続面】

地殻マントルとの境界面。深さが大陸で平均35キロ、海洋で10キロ程度にある。1909年、クロアチアの地震学者アンドリア=モホロビチッチ(Andrija Mohorovičić)が、地震波の速度が急に変わって不連続になることから発見。モホ面。

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百科事典マイペディアの解説

モホロビチッチ不連続面【モホロビチッチふれんぞくめん】

略してモホ面とも。1909年ユーゴの地震学者モホロビチッチが地震波の屈折より発見した地下約30km付近の地震波速度の不連続面。この境界で地震波速度や密度が急増する。
→関連項目国際地球内部開発計画地殻

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世界大百科事典 第2版の解説

モホロビチッチふれんぞくめん【モホロビチッチ不連続面 Mohorovičić discontinuity】

地下10~数十kmの深さにある地震波速度や密度の急増する境界。M不連続面あるいはモホ面と略称されることが多い。1909年,ユーゴスラビアの地球物理学者モホロビチッチAndrija Mohorovičić(1857‐1936)は,ザグレブ付近で起こった地震の走時曲線震央距離200km付近で折れ曲がることに気づき,深さ50km付近に地震波速度の急増する面があると考えた。その後,こうした不連続面がほぼ全世界に存在することがわかり,この面より上が地殻,下がマントルと定義されるようになった。

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大辞林 第三版の解説

モホロビチッチふれんぞくめん【モホロビチッチ不連続面】

地殻とマントルとの境界面。地表下十~数十キロメートルにある。この面を境にして地震波速度が不連続に増大することから、ユーゴスラビアの地球物理学者モホロビチッチ(Andrija Mohorovičić1857~1936)が1909年発見。モホ面。 → 地殻

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モホロビチッチ不連続面
もほろびちっちふれんぞくめん

地殻とマントルの間の境界面のこと。M不連続面、あるいはモホMoho、モホ面と略称されることも多い。1909年クロアチア出身の地球物理学者A・モホロビチッチにより発見された。この年の10月8日にクロアチアでおこった地震の走時曲線を調べたモホロビチッチは、震央距離が約200キロメートルのところで走時曲線が折れ曲がっていることに気づき、地下約50キロメートルの深さに地震波速度の不連続面があると結論した。その後の研究によりこのような不連続面が世界中で認められることがわかり、この面より上の層を地殻と定義することが一般的になった。モホロビチッチ不連続面の深さには地域差があるが、P波の速度はこの面を境に毎秒7キロメートル前後から8キロメートル前後に急増する。地域によっては、この速度の増加が比較的緩やかであるという研究もある。この不連続面の実体についていろいろな議論があったが、現在では、いわゆる塩基性岩超塩基性岩の間の物質的な境界とする考えが一般的である。[吉井敏尅]

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世界大百科事典内のモホロビチッチ不連続面の言及

【地震学】より

…その結果,19世紀末から20世紀初めにかけて地球の中の地震波の伝わり方の研究が盛んになり,地球内部の地震波速度の分布が明らかにされた。地表から数十kmの深さに地震波速度が不連続的に変わる面(モホロビチッチ不連続面)が存在することや,地球に液状の核が存在することなどが発見されたのもこのころである。このように,20世紀初めの地震学といえば,地震観測に基づく地球内部構造の研究が主流であって,地震現象を物理学的に研究することはあまり行われなかった。…

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