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モランディ モランディ Morandi, Giorgio

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モランディ
モランディ
Morandi, Giorgio

[生]1890.7.20. ボローニャ
[没]1964.6.18. ボローニャ
イタリアの画家,銅版画家。ボローニャで絵を学び,1912年に未来派の展覧会に出品。 18~19年,G.キリコ,C.カルラとともに「形而上絵画」を主唱し,瓶や器を主題にした静物を描き,瞑想的な作風を確立。

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世界大百科事典 第2版の解説

モランディ【Giorgio Morandi】

1890‐1964
イタリアの画家,銅版画家。生涯ほとんど生地のボローニャを離れず,その景色と静物のみを主題とする。初期にはセザンヌキュビスムの影響を受けたが,1918‐19年キリコやC.カラを知り,形而上絵画に同調し,1926,28年のノベチェント展に参加する。厳格な形体にきりつめられた瓶や壺や皿が必然的な位置に構成された彼の静物画は,禁欲的な色彩とともに日常性を剝奪され,不動の永遠性を獲得している。キリコはこれを〈日常の事物の形而上学〉と呼んだ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モランディ
もらんでぃ
Giorgio Morandi
(1890―1964)

イタリアの画家。ボローニャで生まれ、同地の美術学校で学び、生涯をこの地で過ごした。1914年には未来主義者の展覧会に出品し、18年から20年まで形而上(けいじじょう)派に参加するが、そういうイタリアの芸術運動に対してあまり積極的ではなく、その後は孤立して制作に専念する。風景画においてはむしろセザンヌやコローに負うところが多く、静物においてはジョットや初期ルネサンスの造形性をよりどころとして、形象を単純化された輪郭でとらえ、白、灰色、褐色などの寒色を主調とした油の厚塗りの画面により、知的で瞑想(めいそう)的な絵画世界をつくりあげた。版画と水彩も多い。[小川 煕]

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