精選版 日本国語大辞典 「モンタージュ」の意味・読み・例文・類語
モンタージュ
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…ジャン・リュック・ゴダールは〈すべての映画はアメリカ映画である〉といっている。クローズアップやモンタージュなどさまざまな映画的手法を開発し,それらを駆使して巧みに長編の物語を語ることをはじめ,それ以後のすべての映画の基礎を築いたのは,〈アメリカ映画の父〉D.W.グリフィスであった。また,スターシステムや撮影所のシステムをはじめ,映画の製作,配給,興行のしくみなど,映画のあらゆる側面を通じて,〈アメリカ映画〉から生まれ発展し,各国の映画にもたらされたものは数多い。…
…フィルムの長さにして5200m,サイレントスピードによる上映で4時間半以上)。〈アメリカ映画の父〉D.W.グリフィスがここで用いた数多くの〈映画的〉技法は各国の映画に影響を与え,とくに革命後のソ連の若い映画作家たち(エイゼンシテイン,プドフキン,クレショフ)にとっては〈モンタージュ理論〉の形成を促すきっかけとなった。夫を無実の罪で捕らえられ,生まれたばかりの子どもも奪われて〈施設〉に預けられてしまう女性(メー・マーシュ)を描く現代アメリカ編〈母と法律〉に,古代バビロニア編〈バビロンの崩壊〉,古代エルサレム編〈キリストの受難〉,中世フランス編〈聖バルテルミーの大虐殺〉という三つの異なる時代の歴史的事件のエピソードをつけ加えて,人間の不寛容の事実を描く。…
…〈映画は光の詩だ〉と主張したガンスは,《鉄路の白薔薇》のシナリオをラテン語詩のリズムによってコマ単位で書いたともいわれる。このサイレント映画ならではの手法はエイゼンシテインらソ連の〈モンタージュ理論〉派の映画作家に影響を与えた。さらに《ナポレオン》では,3台の映写機を使って3面のスクリーンに映写する〈ポリビジョン〉方式(シネラマの前身といわれる)を考案するとともに,ポータブルカメラを駆使して走る馬のくらにカメラをくくりつけるなど,ありとあらゆる撮影方法を試みた。…
…はじめにエイゼンシテインとニーナ・アガジャーノワ・シュトコが準備した脚本《1905年》は,革命の全般を描こうとする数百ページに及ぶものであったが,その内のわずか半ページにあたる黒海艦隊の反乱をテーマにした部分を〈五幕の悲劇〉,すなわち〈人間と蛆〉〈後部甲板上のドラマ〉〈死者からの訴え〉〈オデッサ階段〉〈艦隊との遭遇〉という構成で完成した。実際にあった歴史的事件を題材に個人ではなく集団を主人公として,中心的な役のほかは〈ティパージュtypage〉(タイプを中心とした配役)によって素人をつかい,俳優の演技よりも〈モンタージュ〉のほうが雄弁であること,〈モンタージュ〉が映像による思想の伝達手段であることを立証した。とくに,エイゼンシテインが23年に発表した〈アトラクション(吸引)のモンタージュ〉理論を具象化し,カットの組合せから生まれる〈衝突〉のイメージによって激しい動的なリズムと緊迫感を盛り上げた有名なオデッサ階段の虐殺シーンは,モンタージュの手本とされている。…
… トーキーの理論的基礎は,まだトーキーを製作してもいなかったソビエトで築かれた。28年,エイゼンシテイン,プドフキン,グリゴリー・アレクサンドロフ(1903‐83)の3人の連名で,〈トーキーのモンタージュ論〉ともいうべき〈トーキーに関する宣言〉が発表された。そして,それを具体化したソビエト最初の長編トーキーであるニコライ・エック(1902‐59)監督の《人生案内》(1931)がつくられ,フランスではルネ・クレールが《巴里の屋根の下》(1931)で新しいトーキー表現を開拓し,アメリカではルーベン・マムーリアンが《市街》(1931)で音を映画的に処理し,ドイツではG.W.パプストが《三文オペラ》(1931)で新しい音楽映画の道を開いた。…
※「モンタージュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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