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モースル モースル Mosul

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モースル
モースル
Mosul

アラビア語ではマウシル Al-Mawsil。イラク北西部,ニーナワー県の県都。バグダードの北北西 350km,チグリス川右岸に位置する。対岸に古代アッシリアの都市遺跡として名高いニネベがある。

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百科事典マイペディアの解説

モースル

イラク北部,ティグリス川右岸の都市。住民はクルド人が多い。農産物,畜産物の集散地。製粉,皮革,繊維,製糖,セメント工場がある。付近は石油資源に富むため,第1次大戦後トルコとイラクの間でその帰属が問題になった。

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世界大百科事典 第2版の解説

モースル【Mosul】

イラク北部,ティグリス川の西岸,古代都市ニネベの対岸にある都市。アラビア語ではマウシルal‐Mawṣil。人口66万4000(1987)。イラク北部の穀倉地帯の中心都市で,イラク第3の人口をもつ。ウマイヤ朝時代にジャジーラ地方の中心都市として発展。10世紀以降,この地を拠点としたハムダーン朝などの地方政権の主都とされた。周囲を多数の遺跡で囲まれ,市内にもイスラム以後の遺構の多い,山間の古都である。バグダード鉄道の通る北部の要衝でもある。

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世界大百科事典内のモースルの言及

【モスリン】より

…JIS繊維用語では〈たて,よこ糸に紡績単糸を使用した平,または斜文織の柔軟な織物〉と説明されているが,代表的なものは細い梳毛(そもう)単糸を平織にした柔らかい薄地の毛織物である。〈モスリン〉の語源はイラクの都市モースルに由来し,この地で織られた薄地の綿織物にモスリンの名が付された。インドとくにダッカ(現,バングラデシュ)のモスリンは,金銀糸を用いたきらびやかな薄地綿織物で,ヨーロッパで高く評価され多量に輸出されたが,産業革命期のイギリスはランカシャーの綿工業を保護するためダッカの織工を抑圧し,インドの在来綿業を壊滅させた。…

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