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ユマニテ L'Humanité

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユマニテ
L'Humanité

フランス共産党機関紙。 1904年4月 18日 J.ジョレスによって社会党の機関紙として創刊されたが,20年の党分裂後は多数派の手に移り,共産党中央機関紙となった (M.カシャン編集) 。 39年8月 25日発禁になったが,44年8月のパリ解放まで地下発行を続け,レジスタンス運動の支柱となった。「人間性」という題号が示すように,フランス・ユマニスムの伝統に基づく幅広い編集で,かつては A.フランス,R.ロランらも寄稿した。社会記事,スポーツ記事も多い。朝刊紙で,発行部数 11万 7005 (1997) 。

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デジタル大辞泉の解説

ユマニテ(〈フランス〉humanité)

人間性。人道。ヒューマニティー

ユマニテ(〈フランス〉l'Humanité)

《人間性・人類の意》フランス日刊紙の一つ。1904年、ジョレスらが創刊。1921年からは共産党機関誌。2001年に同党から売却され独立したが、左翼的な論調は受け継がれている。発行部数は約4.6万部(2011年平均)。

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百科事典マイペディアの解説

ユマニテ

フランス共産党機関紙。日刊。1904年ジョレスが創刊。1911年フランス社会党機関紙となり,1920年同党の分裂で共産党が結成されてのち機関紙となった。1939年発行停止となり,1944年パリ解放まで非合法地下出版で発行を継続。
→関連項目ウニタカシャン

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世界大百科事典 第2版の解説

ユマニテ【L’Humanité】

フランス共産党の中央機関紙(日刊)。そもそもはジョレスが,分裂状態にあった社会主義者の結集をはかって,1904年4月18日に創刊した。創刊号はほぼ14万部売れ,大成功を収めたが,翌05年4月に念願の統一が実現してSFIO(Section française d’Internationale ouvrière。労働者インターナショナル・フランス支部)が結成され,その機関紙となる。しかし,あまりの高級紙志向のために部数は1万2000部にまで激減した。

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大辞林 第三版の解説

ユマニテ【humanité】

人間性。人間味。ヒューマニティー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユマニテ
ゆまにて
l'Humanit

フランス共産党中央機関紙。パリ発行の朝刊紙。1904年4月18日、当時の著名な社会主義者ジャン・ジョレスによって創刊され、その後社会党の機関紙となる。20年社共の分裂により、共産党の中央機関紙となる。第二次世界大戦の直前、人民戦線の崩壊で39年8月26日から発行禁止処分を受けたが、ただちに地下発行を開始、44年8月のパリ解放まで地下発行を続け、レジスタンス運動に協力した。第二次世界大戦直後、共産党も入閣した挙国一致内閣の下で発行部数も飛躍的に伸び、46年には40万部を数えたが、その後低下した。それでも80年代には資本主義国の共産党機関紙としては有数の10万台の発行部数を維持していたが、ソ連崩壊後の90年代には大きく低落した。98年の平均発行部数は5万8000部。[伊藤力司]

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世界大百科事典内のユマニテの言及

【機関紙】より

…ロシア社会民主労働党が多数派と少数派に分裂して以降は,多数派(ボリシェビキ)は《フペリョード》を発行し,1912年には《プラウダ》が創刊される。フランスでは,1904年社会主義運動は二つに分裂していたが,ジャン・ジョレスの社会党が,当時の金額で88万フランを集めて《ユマニテ》を創刊した。アナトール・フランス,トリスタン・ベルナールらも寄稿した《ユマニテ》の創刊号は13万部売れた。…

※「ユマニテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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