コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ユルスナール ユルスナールYourcenar, Marguerite

5件 の用語解説(ユルスナールの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユルスナール
ユルスナール
Yourcenar, Marguerite

[生]1903.6.8. ブリュッセル
[没]1987.12.17. メーン
ベルギー生れのフランス女流作家。本名 Marguerite de Crayencour。自己の生涯を回顧し,絶頂期にある文明の未来を冷静に見つめるローマ皇帝の独白『ハドリアヌス帝の回想』 Mémoires d'Hadrien (1951) によって文名を確立した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ユルスナール(Marguerite Yourcenar)

[1903~1987]フランスの女流小説家。ベルギー生まれ。のち、米国に定住。1981年、女性初のアカデミーフランセーズ会員となる。歴史小説のほか戯曲・翻訳などでも活躍。作「ハドリアヌス帝の回想」「黒の過程」など。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

ユルスナール

フランスの女性作家。本名はMarguerite de Crayencour。ベルギーのブリュッセルに生まれる。主に父と家庭教師の指導のもと,該博な古典的教養を身につける。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

大辞林 第三版の解説

ユルスナール【Marguerite Yourcenar】

1903~1987) 〔本名 M. de Crayencour〕 フランスの小説家。ブリュッセル生まれ。該博な知識に裏づけられた古典的な作風で、過去の激動する時代を描きながら現代につながる危機感を訴える。小説「ハドリアヌス帝の回想」「黒の過程」など。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユルスナール
ゆるすなーる
Marguerite Yourcenar
(1903―1987)

フランスの女流作家。本姓ド・クレイヤンクールde Crayencour。1981年、女性として初めてアカデミー会員に選ばれた。ブリュッセルに生まれ、幼時から父に伴われて各地を旅行した。好んで過去の激動期を背景に選び、該博な知識と透徹した人間観に裏づけられた作品が多い。39年以降アメリカに住む。代表作『ハドリアヌス帝の回想』(1951)、『黒の過程』(1968。フェミナ賞受賞)のほか『アレクシス あるいは空しい戦いについて』(1929)、短編集『東方綺譚(きたん)』(1938初版、1976改訂版)、『とどめの一撃』(1939)、評論集『検証を条件に』(1962)、『時、この偉大なる彫刻家』(1983)、家門の記録『世界の迷路』(全3巻)など。没後、82年秋の日本滞在記を含む『牢獄巡回』(1991)が刊行された。[岩崎 力]
『多田智満子訳『ハドリアヌス帝の回想』『東方綺譚』(1979、84・白水社) ▽岩崎力訳『アレクシス あるいは空しい戦いについて』『黒の過程』(1981・白水社) ▽岩崎力訳『流れる水のように』(1991・白水社) ▽岩崎力訳『とどめの一撃』(1995・岩波文庫) ▽多田智満子訳『火』(1983・白水社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ユルスナールの関連キーワードプラット修正ロシア映画キュリーククルイニクスイ幸徳秋水ブライアンアクリーションマグマ・ストーピングイラーセクイリンデン蜂起

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ユルスナールの関連情報