出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
任意のネットワークやコンピュータに、専用回線やインターネットを経由して、離れた位置から他のコンピュータがアクセスして利用すること。狭義には、企業内のネットワーク(LAN(ラン))に社内にいるときと同様のネットワークアクセスを社外からも可能にすることをさす。広義には、インターネットバンキングやクラウドサービスなどの利用も含む。遠隔地にいてもネットワークを介してデータなどの参照、操作、アプリケーションの利用が可能になるため、業務の効率化やコストダウンができ利便性が増す。ただし、通信速度などにより、操作に制限が生じたり、接続に一定の手続が必要になったりすることもある。
専用回線利用に比べ、インターネット経由でリモートアクセスを使用する場合は、より厳しいセキュリティ対策が必要となる。具体的には、VPNやSSLといった暗号化通信技術を利用することが多い。携帯端末による通信が未熟であった2000年代なかば以前は、リモートアクセスには専用回線が必須(ひっす)であったが、その後のインターネット通信や暗号化の技術の発達により、広く安価に実現できる環境が整備されるようになった。
[編集部]
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出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
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