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ルサージュ ルサージュ Lesage, Jean

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルサージュ
ルサージュ
Lesage, Jean

[生]1912.6.10. モントリオール
[没]1980.12.12. ケベック近郊
カナダの政治家。ケベック州首相 (在任 1960~66) 。ラバル大学に学び,1945年自由党から連邦下院に選出され,1953年自由党内閣に天然資源開発大臣として入閣。 1958年ケベック州自由党の党首に選ばれて連邦議会議員と閣僚を退いた。

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デジタル大辞泉の解説

ルサージュ(Alain-René Lesage)

[1668~1747]フランスの小説家・劇作家。スペイン悪漢小説の流れをくみ、社会風俗を写実的に描いた。小説「ジル=ブラス物語」、喜劇「チュルカレ」など。

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百科事典マイペディアの解説

ルサージュ

フランスの小説家,劇作家。スペイン文学の翻訳・翻案などをするうち,世相を風刺した小説《跛(びっこ)の悪魔》(1707年)で名声を得た。写実的筆致を高く評価される代表作の《ジル・ブラース物語》のほか,戯曲《テュルカレ》など多くの作品がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルサージュ【Alain René Lesage】

1668‐1747
フランスの劇作家,小説家。ブルターニュ弁護士の子として生まれる。15歳で両親と死別し,しかも後見人に親の遺産を横領されたため,貧の苦しみを味わった。若くしてパリに出,弁護士として身を立てるべく法律を勉強した。しかし法律家としてなかなか芽が出ないまま,生計の足しに,当時流行のスペイン小説の翻訳を手がけ,悪漢小説の傑作《グスマン・デ・アルファラーチェ》の仏訳などを出しているうちに,自分も創作に向かう。

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大辞林 第三版の解説

ルサージュ【Alain René Lesage】

1668~1747) フランスの小説家・劇作家。スペインのピカレスク小説の流れを汲む写実的な風俗小説を書く。戯曲「主人と張り合うクリスパン」、小説「ジル=ブラス物語」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルサージュ
るさーじゅ
Alain-Ren Lesage
(1668―1747)

フランスの劇作家、作家。ブルターニュ地方のサルゾーに生まれる。地元のイエズス会系の学校を経て、1690年にパリに出た。彼の文学上の出発は、スペイン文学の翻案だった。ウルタド・デ・メンドーサHurtado de Mendozaの作品を下敷きにした劇作『主人と張り合うクリスパン』(1707)が出世作となり、ついで発表した喜劇『チュルカレ』(1709)は大当りをとった。スペイン文学から想を得て、劇作と同じく、小説にも意欲を示し、風俗小説『跛の悪魔』(1707)を書き、いちおうの成功を収めた。
 しかし今日ルサージュの名を不朽にしているのは長編小説『ジル・ブラース物語』全四巻(1715~35刊)である。小説の枠組みは、スペインの悪者(ピカレスク)小説から借りているが、主人公ジル・ブラースが人生の途上で遭遇するさまざまな事件、数度に及ぶ転職などを通して、彼の人間的成長を克明に描いた点で後の教養小説とつながる面をもつ作品と考えられる。[市川慎一]
『鈴木力衛訳『チュルカレ』(『世界文学大系30』所収・1963・筑摩書房) ▽中川信訳『悪魔アスモデ』(『世界文学全集6 悪漢小説集』所収・1979・集英社)』

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世界大百科事典内のルサージュの言及

【喜劇】より

… 17世紀のモリエールの影響はデンマークのJ.L.ホルベアなどに認められ,イタリアでは,C.ゴルドーニが,即興喜劇の伝統に固執するC.ゴッツィなどの妨害に出会いながら,文学的な性格喜劇を残した。 フランスではP.マリボー,A.R.ルサージュなどがモリエールの喜劇を継承し恋愛心理の細かいニュアンスを描いた〈恋愛喜劇〉をつくりだした。そこには社会風刺的な色彩も強まり,ボーマルシェの《フィガロの結婚》の批判性はフランス革命前の社会の雰囲気をよく伝えている。…

【ジル・ブラース物語】より

…フランスの小説家ルサージュの傑作。1715,24,35年刊。…

【フランス演劇】より

…ちなみに古典主義劇作術がヨーロッパの規範であったことの痕跡は,たとえばモーツァルトのオペラ・セーリアにうかがうことができる。それに反して,マリボーの喜劇(彼は,L.リッコボーニを団長として再びパリに定住していたイタリア喜劇団のために,そのコメディア・デラルテの〈役者体〉を使って,《偽りの告白》《二重の心変り》等の残酷なまでに洗練された恋の駆引きの遊戯を書く),A.R.ルサージュの〈風刺歌付喜劇(ボードビル)〉をはじめとする市の〈縁日芝居〉(市はサン・ジェルマンやサン・ローランの修道院領内で2ヵ月近く開かれた),そのような〈縁日芝居〉のダイナミックな喜劇性と危険な官能的遊戯を取り返した《フィガロの結婚》によって大革命前夜のパリを沸かせたボーマルシェ,古き悲劇に代わる〈市民劇(ドラム・ブルジョア)〉の理念を提唱し,また俳優という両義的存在について哲学的反省を展開したディドロ(《俳優についての逆説》が書かれた時代は,悲劇女優クレロン嬢の《回想録》を生む時代でもあった),これらが18世紀の変革の側にいる。特に市の芝居の隆盛の結果として,1759年以降,パリ北東の周縁部に当たるタンプル大通りに常設小屋が急増し,市の芝居で当たっていた〈オペラ・コミック〉をはじめとする新旧さまざまな舞台表現の場となり,特に大革命の〈人権宣言〉によって劇場開設権が万人のものと認められて以来(もちろん,まったくそのとおりにいったわけではなかったが),都市の周縁部の〈劇場街〉が,修道院の市のごとき〈宗規的時空〉からまったく自由に,かつ公式の劇場のような国庫補助も受けずに出現し隆盛を誇ったことは,フランス演劇史上の特筆すべき大事件であった。…

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