ルビンステイン(英語表記)Rubinstein, Artur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルビンステイン
Rubinstein, Artur

[生]1886.1.28. ウッチ
[没]1982.12.20. ジュネーブ
ポーランド生れのアメリカピアニストベルリンでピアノ,和声学などを学び,12歳でデビュー。のち,I.J.パデレフスキに学び,欧米各国で演奏活動を続け,1937年からアメリカに定住。 46年市民権を得た。ショパンを最も得意とするが,ベートーベンブラームスの作品,スペインやフランスの近代音楽の演奏にも定評がある。バイオリンの J.ハイフェッツらと組んで室内楽にも活躍。

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百科事典マイペディアの解説

ルビンステイン

ポーランド出身の米国のピアノ奏者。ルービンシュタインともいう。両親はポーランド系ユダヤ人。ポーランドのウッチ(当時ロズ)に生まれ,幼時より楽才をあらわす。10歳でベルリンに赴き,ブルッフらに師事。1900年ヨアヒムの指揮でモーツァルト協奏曲を弾き,ベルリンにデビュー。スイスでパデレフスキに師事したのち1906年米国にデビュー。ショパンをはじめ古典派・ロマン派から同時代の作品に至る幅広いレパートリーで名声を高め,イザイエらと共演。1937年以降米国を活動の拠点とし,1946年市民権取得。ハイフェッツフォイアマン(のちピアティゴルスキー)との三重奏,通称〈100万ドル・トリオ〉でも名声を高め,演奏も次第に内面性を深めた。1976年引退。ファリャシマノフスキストラビンスキーをはじめ多くの芸術家と親密な交流を結んだその生涯は2巻の自伝(1977年,1980年)に語られている。1935年と1966年に来日。→カサド/H.シェリングビラ・ロボス

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世界大百科事典 第2版の解説

ルビンステイン【Artur Rubinstein】

1887‐1982
ポーランド出身のピアノ奏者。1946年アメリカの市民権を得,ニューヨークとパリを本拠に世界各地で精力的な演奏活動を続けた。20世紀を代表する名ピアノ奏者の一人で,とくにショパンを得意にしていたが,バッハから近代音楽まで,幅広いレパートリーの持主であった。典型的な神童で,1900年ヨアヒムの指揮でベルリンでモーツァルトの協奏曲を弾いてデビュー,1906年初めて渡米し,早くも聴衆の熱烈な支持を得,以後,独奏者としての華麗な活動に入る。

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