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ルブリン Lublin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルブリン
Lublin

ポーランド東部,ルベルスキェ県の県都。ワルシャワの南東約 150km,ビストシツァ川沿いに位置する。交通の要地であり,10世紀以前から形成された交易の中心地で,1317年に都市権を獲得。 1569年,ジグムント2世アウグストによるポーランド=リトワ連合を再形成する条約の調印地。 1809~15年ワルシャワ公国に統合され,以後はロシア領「会議王国 (ポーランド王国) 」に属した。 1918年独立ポーランド復活に際し最初の政府が置かれ,第2次世界大戦末期にはポーランド国民解放委員会,のちポーランド人民共和国臨時政府所在地。近代以降は東ポーランドの産業中心地として機械,冶金,化学,食品加工,自動車などの大工場が立地。中世の建造物が多く残る文化都市でもあり,大学,劇場,博物館,交響楽団などがある。人口 35万 7110 (2002) 。

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デジタル大辞泉の解説

ルブリン(Lublin)

ポーランド東部の都市。中世よりバルト海黒海を結ぶ交易路の中継地として発展。第二次大戦でナチス‐ドイツの猛攻撃を受け、いち早く占領された。1944年には、戦後の同国政府の母体となるルブリン政府が同地で発足。旧市街には市庁舎、市場広場、ルブリン城クラクフ門をはじめ、14世紀から17世紀頃の歴史的建造物が数多く残る。また、南東部郊外にはマイダネク強制収容所がある。

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百科事典マイペディアの解説

ルブリン

ポーランド南東部,ワルシャワ南東150kmにある工業都市。経済・行政・文化の中心地。機械・繊維・皮革・食品・電子工業が行われる。クラクフの門(14世紀)をはじめ歴史的建造物が多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルブリン【Lublin】

ポーランド南東部,同名県の県都。ワルシャワの南東150kmにあり,ワルシャワ以東最大の都市で,経済,行政,文化の中心都市。人口35万2500(1995)。バルト海から黒海に抜ける街道にあり,すぐれた地理的位置から10世紀には早くも商業的性格をもつ集落として繁栄した。11世紀前半ポーランド国家の政治的中心が南部のクラクフに移り,黒海地方やルーシとの交易が盛んになるとともにルブリンの重要性も増大し,発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルブリン
るぶりん
Lublin

ポーランド東部、ルブリン県の県都。首都ワルシャワの南東150キロメートルにあり、東部の経済、行政、文化の中心都市。人口35万4026(2001)。バルト海から黒海に抜ける街道筋にあり、10世紀には商業町として栄えた。ポーランド王国がクラクフに首都を移してから繁栄を極め、14~17世紀の往時をしのばせる市場広場、市庁舎、城、教会が多く残り、観光地となっている。現在のポーランド政府は、対独レジスタンス運動が1944年7月22日にルブリンで政府樹立宣言を行ってできたものである。市の西方のビスワ川右岸の地は経済的に後進地域で、ビート、麻、ライムギを中心とする農業地帯となっている。市は第二次世界大戦後、急速に工業化が進み、輸送用機械(オートバイ、タンクローリー車、トラクター)、農業機械、食品加工(食肉、製糖、ビール)などの工業が行われる。高等教育機関、文化施設も多い。[山本 茂]

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