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レイモント レイモント Reymont, Władysław Stanisław

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レイモント
レイモント
Reymont, Władysław Stanisław

[生]1867.5.7. ラドムスコ近郊コビェレ・ウィエルキェ
[没]1925.12.5. ワルシャワ
ポーランドの小説家。本名 Rejment。農村のオルガン弾きの家に生れ,若い頃は演劇に熱中して劇作家を夢みたが,小説家として大成した。写実主義的な物語文学の伝統と自然主義的要素を結びつけ,『喜劇女優』 Komediantka (1896) ,『農民』 Chłopi (1904~09) などを書いた。

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デジタル大辞泉の解説

レイモント(Władysław Stanisław Reymont)

[1867~1925]ポーランドの小説家。ある農村の自然・歴史と農民の暮らしを描いた大作「農民」のほか、新興工業都市の状況を印象主義的手法で描いた「約束の土地」など。1924年ノーベル文学賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

レイモント

ポーランドの作家。四季の移りかわりのうちにこの国の農村の姿を活写した長編小説《農民》(1904年―1909年)を書き,1924年ノーベル文学賞。ほかにも種々の社会層の生活に材をとった多くの長短編がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

レイモント【Władysław Stanisław Reymont】

1867‐1925
若きポーランド〉期を代表するポーランドの作家。1924年にノーベル賞を受賞。農村の教会オルガン奏者の子に生まれ,仕立職人,旅回りの役者,鉄道員,心霊術の霊媒などの豊かな人生経験をもとにした小説《女役者》(1896),《動揺》(1897)などで作家としての地歩を固めた。観察の確かさ,生き生きとした描写力は比類ないものがあるが,一方,構成の緊密さ,作品を貫く思想に欠けるものがあると評される。《秋》に始まり《夏》に終わる四季の名を冠した4巻の長編で,ノーベル賞受賞作品《農民》(1904‐09)は世界の農村文学の最高傑作とされる。

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大辞林 第三版の解説

レイモント【Władysław Stanisław Reymont】

1867~1925) ポーランドの小説家。ポーランド農村の四季の生活を描いた代表的長編「農民」のほか、「約束の土地」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レイモント
れいもんと
Wadysaw Stanisaw Reymont
(1867―1925)

ポーランドの小説家。本名レイメントRejment。農村の教会オルガン弾きの息子に生まれる。仕立屋に奉公し、16歳ごろからはウルバンスキの名で旅回りの芸人の仲間に加わる。鉄道労働者を経て1893年からワルシャワで文学活動に専心する。ヨーロッパアメリカへの旅も数多い。代表作の一つ、中編『喜劇女優』(1896)では、若い旅役者の運命を描き、また『約束の土地』(1899)では当時繊維業の発達とともに急速に資本主義化したウッチ市の状況を投機、破産、労働者搾取の巨大な腫瘍(しゅよう)として描いた。1924年のノーベル文学賞の対象となった『農民』(1904~09)は秋、冬、春、夏の四巻からなり、ポーランド農民の生活を、父親の若い後妻と息子との恋を中心にした劇的な葛藤(かっとう)のなかに描いた名作である。[吉上昭三]

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