コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

レオミュール レオミュール Réaumur, René-Antoine Ferchault de

5件 の用語解説(レオミュールの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レオミュール
レオミュール
Réaumur, René-Antoine Ferchault de

[生]1683.2.28. ラロシェル
[没]1757.10.17. サンジュリアン
フランス物理学者博物学者。ルイ 14世の命 (1710) で,フランスの自然資源,産業資源の調査研究の任にあたり,これが動機となって多方面の研究を行なった。森林や化石の研究,陶磁器の化学成分の研究,鋼の製法,レオミュール温度目盛り (列氏目盛り) の提唱,消化機能の研究などが知られているが,特に昆虫学の分野では当時の第一人者であった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

レオミュール

フランスの自然学者,動物学者。初め法律を学び,のち工学に転向。製鋼・ガラス製造等の実用的技術の改良に従事したほか,水の氷点から沸点までを80度に分け列氏温度目盛を考案した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

レオミュール【René‐Antoine Ferchault de Réaumur】

1683‐1757
フランスの科学者。ラ・ロシェルの富裕な家に生まれパリで法学を学んだが,自然科学を愛好し,若い時は数学を志し,のち工学に転向した。当時フランスでは宰相J.B.コルベールのもとで重商主義政策がとられ,内外のすぐれた学者がアカデミー・デ・シアンスに組織されていたが,レオミュールもこれに参加。1720‐22年に鋼鉄の生産に関する一連の論文を提出し,鋼の生産技法の改良に寄与したほか,陶器の製法,温度計(水の氷点から沸点までを80度に分ける烈氏温度計)の改良など実用的色彩の濃い仕事をした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

レオミュール【René Antoine Ferchault de Réaumur】

1683~1757) フランスの物理学者・動物学者。列氏温度計を考案。動物学にも多くの業績を残す。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レオミュール
れおみゅーる
Ren-Antoine Ferchault de Raumur
(1683―1757)

フランスの科学者・技術者。ラ・ロシェルの名門に生まれたが、生後1年余りで父を失い、母や親戚(しんせき)の手で育てられた。1703年パリに遊学、まず数学、ついで動物学に接し、それ以後実験的な諸科学、実用的な諸技術に幅広く携わることになる。博物学における彼の観察の鋭さと広さは、C・ダーウィンのそれに匹敵するといわれ、昆虫学、発生学での貢献は高く評価されている。一方、1708年にパリ科学アカデミーの会員になってからは、アカデミーの事業である『産業百科全書』の編集に熱中し、とくに鉄鋼、ブリキ、陶磁器に関し詳細な調査を進めた。その他の業績のうち著名なのは温度計の目盛りの考案であって、ガラス管内の液の氷点での体積を1000としたとき、それが増して1001になれば1度、1002なら2度……と表すことにした。その結果、アルコール沸点が80度となったが、誤伝されて水の沸点を80度とする目盛りに彼の名が付せられ、列氏度(記号)とよばれた。[高田誠二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のレオミュールの言及

【消化】より

…しかし彼は,消化液の作用も否定したわけではない。R.A.F.deレオミュールは金属製の籠に肉片や骨片をいれてトビに飲みこませ,破砕作用がなくても消化が起こることを実証した(1752)。大実験家L.スパランツァーニはこの方法を多種類の動物に広げ,自分自身も木製の小管を飲んで実験した。…

【鉄】より

…また,ベリマンT.O.Bergman(1735‐84)が化学分析によって鉄中の炭素を測定し,鋳鉄と鋼と鍛鉄の相違は炭素含有量の多少によることを明らかにした。 フランスではR.A.F.deレオミュールが浸炭鋼と可鍛鋳鉄の製造法を研究し,錬鉄に〈塩・硫黄物質(炭素)〉が入って浸炭鋼になり,鋳鉄から〈塩・硫黄物質〉が除去されて可鍛鋳鉄になることを証明し,前述のベリマンの研究に先行している。彼はまた職人に任せられていた技術・産業に学者の研究が重要であることを強調し,産業と技術を科学的に体系化することを意図した。…

【鋼】より

…また鍛鉄,鋼,鋳鉄の違いが炭素量の相違によるものであることは長い間理解されないままであった。鋼が焼入れによって硬化する原因,鍛鉄,鋼,鋳鉄の違いなどに初めて近代的な科学のメスを入れたのはフランスのR.A.F.deレオミュールである。彼は鉄が鋼に変化するときにフロギストンを得るという考えから脱して,鋼の硬化機構に関する最初の近代的理論を示した。…

※「レオミュール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

レオミュールの関連キーワードウェルテルフロマンタン大宅ドリュラロシェルロッシェル塩サンミッシェルデギレ礼拝堂レー島プロ シェルミシェルおばさんドリュ・ラ・ロシェル

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone