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ロカイユ ロカイユ rocaille

翻訳|rocaille

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロカイユ
ロカイユ
rocaille

貝殻,小石などのモチーフを特徴とするヨーロッパの 18~19世紀の装飾様式。フランスのルイ 15世治下に盛んであったロココ様式の卓越した側面を代表するもので,硬直したバロック様式に対する反動と,自然および自然科学に対する新しい関心から生れた。

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デジタル大辞泉の解説

ロカイユ(〈フランス〉rocaille)

《小石・砂利の意》
ルネサンス期を中心に、庭園に造られた人工の洞窟(どうくつ)。
岩・貝などをかたどった曲線状の装飾文様。ロココ美術の基本的要素の一。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロカイユ【rocaille[フランス]】

本来は小石,砂利の意。美術用語としては最初,ルネサンスないしバロック期の噴水やグロッタに用いられる岩石や貝殻による幻想的な装飾を意味した。18世紀以降は,室内装飾,家具,工芸品などに多用された貝殻型,模造石状の装飾モティーフを〈ロカイユ装飾〉と呼ぶようになり,さらにこのモティーフを装飾や工芸のあらゆる部分に用いる,主としてルイ15世時代(1715‐74)の装飾様式を〈ロカイユ様式style rocaille〉と呼ぶ。

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大辞林 第三版の解説

ロカイユ【rocaille】

〔小石・砂利の意〕
ルネサンス期に庭園に用いられた、小石や貝殻などで装飾した人工の洞窟どうくつ
ルイ一五世時代、好んで用いられた、小石・貝殻などの模様をもつ曲線による装飾。 → ロココ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロカイユ
ろかいゆ
rocailleフランス語

美術用語。岩を意味するrocから派生したことばで、17世紀のフランスでは庭園の人工洞窟(どうくつ)の内壁や噴水の水盤に施された、石やサンゴ、そして貝殻によるイタリア起源の装飾を意味した。しかし18世紀になると、貝殻の形に想を得た装飾モチーフの名称となる。ルイ15世時代とルイ16世時代の初め(1720年代~70年代)にとくに愛好され、このモチーフは古典主義の原則に反発するかのように、非対称な形態を求めて自由自在に変形される。この特色が同時期の芸術表現全般に認められることから、この時期の芸術をロカイユ様式の名で総称することもある。このモチーフを広めた代表的な芸術家はブーシェ、ジュスト・オレール・メソニエ、ピノーである。[上村清雄]

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