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ロシア国民楽派 ロシアこくみんがくは

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大辞林 第三版の解説

ロシアこくみんがくは【ロシア国民楽派】

1850~70年代に、ロシア民族の伝統と民衆生活に根ざす音楽を目指した作曲家たち。グリンカに始まり、その思想を継承したバラキレフ・キュイ・ムソルグスキー・ボロディン・リムスキーコルサコフから成る「五人組」が中心となる。

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百科事典マイペディアの解説

ロシア国民楽派【ロシアこくみんがくは】

19世紀後半のロシアで国民音楽の創造を目ざした作曲家のグループ。〈五人組〉とも呼ばれるバラーキレフを中心に,キュイムソルグスキーリムスキー・コルサコフボロジンの5人からなり,バラキレフ以外は職業音楽家ではなかった。
→関連項目グリエールタネーエフチェレプニンチャイコフスキー

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世界大百科事典 第2版の解説

ロシアこくみんがくは【ロシア国民楽派】

1850年代の終りから70年代にかけて,民主的な思想の高まりを背景として活躍したロシアの作曲家の集団。ロシア語では〈新ロシア楽派〉〈バラーキレフ・グループ〉あるいは〈力強い一団(仲間)Moguchaya kuchka〉(スターソフが最初に用いた呼び名),フランス語で〈五人組Groupe des Cinq〉などとも呼ばれる。 文学ではチェルヌイシェフスキーやドブロリューボフを中心に《現代人》誌に集まったグループ,絵画では〈芸術家組合Artel’ khydozhnikov〉や〈移動展派〉のグループが生まれたが,それらと同様な立場にある。

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世界大百科事典内のロシア国民楽派の言及

【ロシア・ソビエト音楽】より

…ユダヤ系の音楽家アントン(1829‐94)とニコライ(1835‐81)のルビンシテイン兄弟は西欧でピアノの技術を磨いて帰国し,それぞれペテルブルグ(1862)とモスクワ(1866)に音楽院を創設し,ロシアに音楽の職業主義を植え付けるうえで大きな功績を残した。
[ロシア国民楽派]
 1860年代は〈力強い一団(仲間)〉あるいは〈五人組〉と呼ばれるロシア国民楽派の登場でも記念される。彼らは〈新ロシア楽派〉とか〈バラーキレフ・グループ〉とも呼ばれ,バラーキレフを音楽的指導者とし,思想的にはスターソフによって支持された。…

【ロマン派音楽】より

…しかし19世紀後半から20世紀初めにかけての音楽が示す多様な相は,もはやロマン主義の一元で処理することはできない。古典主義的な構築性と秩序の復権(ブラームス,ブルックナー),民族主義との交融(東欧のスメタナとドボルジャーク,ロシア国民楽派とチャイコフスキー,グリーグとシベリウスをはじめとする北欧諸国の作曲家たち),そしてロマン主義とリアリズムの個性的な交錯(マーラー)などを,その主要なスペクトルとして挙げよう。なお,同時代に活躍しながら非ロマン派的存在としてはベルディ,ビゼー,ムソルグスキー,ベリーニ,ドニゼッティらが挙げられる。…

※「ロシア国民楽派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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