ロンドン金属取引所(読み)ロンドンきんぞくとりひきじょ(英語表記)London Metal Exchange; LME

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロンドン金属取引所
ロンドンきんぞくとりひきじょ
London Metal Exchange; LME

ロンドンにある非鉄金属取引所。銅,鉛,亜鉛スズ,銀,アルミ,ニッケルの7品目が取引されていたが,1992年 10月からアルミニウム2次合金が加わった。 1877年に設立され,1882年から先物取引が開始された。 30名程度のリング・メンバーにより午前,午後各2回ずつ立会いが行われる。前場終値はセツルメント・プライスとして発表され,世界中で取引される価格の基準となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロンドンきんぞくとりひきしょ【ロンドン金属取引所 London Metal Exchange】

1877年にロンドンに設立された非鉄金属の代表的な商品取引所。世界の非鉄金属業者に〈LME〉の略称でなじんでおり,LME相場は非鉄金属相場の指標となっている。イギリスは19世紀以前には銅,鉛,スズなど非鉄金属の輸出国で,その輸出や国内取引は主としてロンドンの金属商が中心となっていた。19世紀に産業革命の進展で工業生産が飛躍的に伸びるとともに基礎資材である非鉄金属の国内消費量が拡大し,一転して輸入国となった。

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世界大百科事典内のロンドン金属取引所の言及

【非鉄金属鉱業】より

…第2次大戦後もアメリカにおいては61年5月から《Engineering and Mining Journal》による国内製錬銅価格30.6セント/ポンド,電気銅生産者価格31セント/ポンドの価格が64年2月まで実施され,アメリカ以外の会社もこれに追随した。一方ロンドン金属取引所(LME)においても価格操作が行われ,1962年4月から約2年間銅のLME価格は234ポンド/ロングトンに釘づけにされた。しかし64年には市況が回復し,ベトナム戦争の激化のためLME価格は高騰し生産者価格はこれに対抗できず,65年4月に消滅した。…

※「ロンドン金属取引所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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