[生]1912 [没]1986.11.17. パリ フランスの小説家。エコール・ノルマル・シュペリュール (高等師範学校) 卒業。ユダヤ人として長らく収容所生活をおくった。 1955年『水の交わるところ』 Les Eaux mêléesでゴンクール賞を受けた。これは『アブロンの息子たち』 Les Fils d'Avromという長大な2部作の一部をなすもので,あるユダヤ人一家がフランス社会に定着してゆく過程を3代にわたって描く。ほかに『空の帯』 La Ceinture de ciel (1964) ,『人間この兄弟』 Frères humains (69) など。