日本歴史地名大系 「下川村」の解説
下川村
しもがわむら
下川村
しもがわむら
下川村
しもかわむら
下川村
しもあしがわむら
下川村
しもかわむら
- 愛媛県:川之江市
- 下川村
川之江市の南東部、
寛政九年(一七九七)の伊予国宇摩郡下川村明細帳に「福嶋左衛門大夫様御検地」とあり、慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の宇摩郡の項に「下川村 はへ山有、柴山有」とみえる。江戸時代には、天領などを経て元禄一一年(一六九八)から今治藩領。
寛政九年の下川村明細帳によると、高八六石二斗九升八合で、慶安元年に比し一石余の増にすぎない。小物成は綿代・入木代・山手銀・茶代・漆代である。
下川村
げかわむら
下川村
しとうかわむら
宇和川が
太閤検地の石高は一六三石一斗五升の小村で、耕地面積の比率は田八三パーセント、畑一七パーセント。寛文検地では石高が二・一倍に増え、田三六パーセント、畑六四パーセントに変化した。「墅截」による村柄は「中ノ上」、耕地は田が「中ノ上」、畑が「中ノ下」、水掛りは「吉」である。鬮持制実施期の本百姓一人前の耕地は田六反二畝、畑一町一反一畝である。百姓数三七人のうち本百姓一七人、半百姓一五人、四半百姓四人、庄屋一人に分れている。
下川村
しもかわむら
下川村
しもくずがわむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報