


(ゆう)(手)の字形の、爪を立てている形である。〔説文〕十四下に「紐(はじめ)なり。十二
、
物動きて事を用ふ。手の形に象る。時に丑を加ふ。亦た手を擧ぐるの時なり」とするが、いうところが明らかでない。十二支の丑として字義を解するものであるが、十二支に用いるのは仮借義。糸を強くしめることを紐といい、印璽のつまみを鈕(ちゆう)という。また衄(じく)は鼻を強く
って鼻血を出すことをいう。みな指に力を加える意がある。金文の叔の字は
(しゆく)(戚(まさかり))と丑とに従う。また肘(ちゆう)は肘(ひじ)に力を入れる意で、寸はおそらく丑の省略形であろう。明の徐渭の〔南詞叙録〕に、醜の省文であるという。
・羞の二字を属し、
(ちゆう)十四下は「
を
らふなり」、羞は「
め獻ずるなり」とあって、ともに肉を薦める意。丑(しゆう)十四下にものを強く把持する意がある。〔玉
〕には膰(はん)の初文をこの部に収める。番は
(べん)と田に従い、
は獣爪、田はその掌(てのひら)の形である。
は
・爪tzheu、
suなど、指爪に関する語と声が近い。また
躅diek-diokは足指に力の入る状態をいい、また同系の語である。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
…打楽器では,単皮鼓といわれるかたく鋭い音を発する小太鼓のほか,大小さまざまな銅鑼(どら),鐃鈸(シンバル)を用いるが,この打楽器類が劇全体の進行にリズムを与え,役者のあらゆる演技にアクセントをつけて,舞台の雰囲気をかきたてる効果をあげる。 役柄は,生(せい)(男役),旦(たん)(女役),浄(じよう)(豪傑・敵役),丑(ちゆう)(道化・端敵役)の四つ(生旦浄丑)に大きく分けられるが,年齢や性格に応じてそれらがさらに細かく分類されている。うたい方について言うならば,たとえば,生と浄と,旦のなかの老旦(老女役)は,いずれも地声でうたうのに対し,旦と生のなかの小生(二枚目色男役)は裏声でうたうなど,役柄によってその発声法が異なっている。…
…中国の伝統的演劇では,人物の性別・身分・性格などによって類型的に分けられた役柄を〈脚色〉というが,その代表的なもの。生は男役,旦は女役,浄は敵役で時に道化味を帯びるもの,または特異な性格をもつ豪傑的人物,丑は道化役,または小悪人的人物を指す。おのおのの役柄は年齢などによってさらに細分されており,例えば,京劇では,生はふけ役の老生,若者に扮する小生,立回りを主とする武生に分かれ,そのおのおのがまたいくつかに分かれている。…
※「丑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...