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九牛の一毛 キュウギュウノイチモウ

デジタル大辞泉の解説

きゅうぎゅう‐の‐いちもう〔キウギウ‐〕【九牛の一毛】

《「漢書」司馬遷伝から。多くの牛の中の1本の毛の意》多数の中のごく一部分。取るに足りないこと。

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大辞林 第三版の解説

きゅうぎゅうのいちもう【九牛の一毛】

( 連語 )
〔漢書 司馬遷伝
たくさんの牛うしのうちの一本の毛の意から、たくさんの中のごく小部分。とるにたりないこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

九牛の一毛
きゅうぎゅうのいちもう

多くの牛のなかの1本の毛をいい、多数のなかのきわめて小部分を意味し、ものの数にも入らないことをいう。中国、漢代の歴史家で『史記』の著者として名高い司馬遷(しばせん)は、匈奴(きょうど)と戦って敗れ、これに降(くだ)った李陵(りりょう)を弁護して大論陣を張ったがために宮刑(きゅうけい)(死刑に次ぐ重い刑罰で、性器を除去される)に処せられたが、その際「仮令(たとい)僕法に服し、誅(ちゅう)を受くるも、九牛の一毛を亡(うしな)うが若(ごと)し」といったと「任安(じんあん)に報ずる書」に記されている。なお「滄海(そうかい)(青海原)の一滴」「滄海の一粟(ぞく)」というも同意である。[田所義行]

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