仁多[町](読み)にた

百科事典マイペディアの解説

仁多[町]【にた】

島根県東部,仁多郡の旧町。斐伊(ひい)川の上流域を占め,主集落は木次(きすき)線が通じる三成(みなり)。古くからの仁多牛の産地で,肉牛肥育が盛ん。大半が森林で,シイタケの栽培も行う。鬼の舌震(したぶるい)(名勝天然記念物)がある。2005年3月仁多郡横田町と合併し町制奥出雲市となる。178.64km2。8768人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

にた【仁多[町]】

島根県東部,斐伊(ひい)川上流の小盆地に位置する仁多郡の町。1955年三成町と布勢,亀嵩(かめだけ),三沢,阿井の4村が合体,改称。人口9015(1995)。斐伊川と大馬木(おおまき)川の合流点の河岸段丘上にある中心の三成は,近世に付近で産出する鉄や年貢米を搬出するための斐伊川水運の船着場として発展した。東部の亀嵩は19世紀に始まった雲州そろばんの発祥地で,現在もそろばん生産が行われている。西部の三沢には中世に三沢氏が拠った要害山がある。

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