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仙丈ヶ岳 せんじょうがたけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仙丈ヶ岳
せんじょうがたけ

山梨・長野県境赤石山脈北部にある山。標高 3033m。中生代砂岩粘板岩チャート,石灰岩類から成る。山頂近くに藪沢および仙丈のカールがある。標高 2700m付近が森林限界で,より高所には高山植物がみられる。登山道は甲府盆地側からは北方北沢峠を経由し,伊那盆地側からは三峰 (みぶ) 川の支流戸台川に沿う。

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デジタル大辞泉の解説

せんじょう‐が‐たけ〔センヂヤウ‐〕【仙丈ヶ岳】

山梨・長野の県境、赤石山脈北部にある山。標高3033メートル。

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百科事典マイペディアの解説

仙丈ヶ岳【せんじょうがたけ】

長野県,山梨県の境,赤石山脈北部にある山。標高3033m。赤石層群の硬砂岩,チャートなどからなる塊状の山体をなす。山頂部は小仙丈ヶ岳,本峰,大仙丈ヶ岳が連なり,東斜面には小仙丈沢カール,西斜面には藪沢カールがある。
→関連項目日本百名山

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世界大百科事典 第2版の解説

せんじょうがたけ【仙丈ヶ岳】

赤石山脈北部,長野県(上伊那郡)と山梨県(北巨摩郡)の県境にある山,標高3033m。仙丈岳ともいい,千丈ヶ岳とも書く。伊那谷側では前岳と呼ばれたこともあった。構成岩層は,白亜系の白根層群の砂岩,ケツ岩,粘板岩などからなる。北方の馬ノ背尾根,南方の仙塩尾根(通称,馬鹿尾根),西方の地蔵尾根,北東にある小仙丈岳から北沢峠へ下る尾根などを遠望したときに見られる豊かな山容は,〈南アルプスのクイーン〉と呼ばれている。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔山梨県(長野県)〕仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)


山梨・長野県境、赤石(あかいし)山脈(南アルプス)北部の高峰。標高3033m。深田久弥(ふかだきゅうや)「日本百名山」の一つ。山頂近くに典型的なカール(圏谷(けんこく))をもち、タカネウスユキソウ・センジョウアザミなどの高山植物が茂る。南アルプス国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仙丈ヶ岳
せんじょうがたけ

長野、山梨の県境にある南アルプス(赤石山脈)北部の主峰。標高3033メートル。尾根を四方に延ばし、伊那(いな)盆地からは目だつ存在である。山頂付近は赤石層に属するチャートや砂岩からなる。山頂は小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳、大仙丈ヶ岳の三つのピークに分かれ、それぞれの頂上近くに氷食地形である藪沢(やぶさわ)、仙丈、小仙丈の三つのカールが形成されている。仙丈カールの堆石(たいせき)(モレーン)上に仙丈小屋がある。カールを中心にタカネウスユキソウ、センジョウアザミなど高山植物の宝庫といわれている。1980年(昭和55)の南アルプス林道の開通で北沢峠までバスで行くことができ、峠から頂上まで約4時間で登山できる。山頂からは北方に鋸(のこぎり)岳や甲斐駒(かいこま)ヶ岳、南に南アルプスの連山など雄大な眺めが楽しめる。[小林寛義]

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