代代(読み)ダイダイ

デジタル大辞泉の解説

だい‐だい【代代】

も続いていること。よよ。また、歴代詞的にも用いる。「代代酒屋を営む」

よ‐よ【代代/世世】

これまで経過してきたそれぞれの時期・時代。だいだい。「―の為政者」「―に伝える」
仏語。過去・現在・未来の三世。
別れ別れの世界。それぞれ別の生活。男女についていう。
「白河のしらずともいはじ底きよみ流れて―にすまむと思へば」〈古今・恋三〉

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精選版 日本国語大辞典の解説

かわり‐がわり かはりがはり【代代】

〘副〙 (動詞「かわる(代)」の連用形を重ねたもの。「に」を伴うことがある) たがいに代わりあって。かわりばんこに。入れかわりたちかわり。かわるがわる。
※落窪(10C後)三「『若人達、盃まゐり給へ』とて、かはりがはり強ふるに」
※栄花(1028‐92頃)月の宴「むつまじき女房達かはりがはりに参りて見奉りつつ奏すれば」
[補注]平安時代では、動詞の重複形は終止形の場合が多く、「かはるがはる」の形のほうが一般的である。

かわる‐がわる かはるがはる【代代】

〘副〙 (動詞「かわる(代)」の終止形を重ねたもの。「に」を伴うこともある) 互いに代わりあって。かわりばんこに。入れかわりたちかわり。かわりがわり。
※紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一一日「孝経〈略〉史記文帝の巻をぞよむなるべし。七日の程かはるかはる」

だい‐だい【代代】

〘名〙 (「たいだい」とも) 何代も続いていること。それぞれの代。歴代。よよ。副詞的にも用いられる。
※菅家文草(900頃)二・賀和明「此是功臣代々孫、神明又可家門
※源氏(1001‐14頃)若菜上「この御琴は、宜陽殿の御物にて、たいたいに、第一の名ありし御琴を、故院の末つかた、一品宮の好み給ふ事にて、たまはり給へりけるを」
※浮世草子・武家義理物語(1688)六「蜷川代々(タイダイ)の系図をこしらへ見せける」

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